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はる‐の‐なさけ【春の情】🔗🔉

はる‐の‐なさけ春の情】 春のおもむき。風雅和歌集「花の後も―は残りけり」

はる‐の‐ななくさ【春の七草】🔗🔉

はる‐の‐ななくさ春の七草】 正月7日に摘み採って七草粥に入れる若菜。芹せり・薺なずな・御形ごぎょう・蘩蔞はこべ・仏座ほとけのざ・菘すずな・蘿蔔すずしろの7種。↔秋の七草

はる‐の‐にしき【春の錦】🔗🔉

はる‐の‐にしき春の錦】 春の時節に、百花が錦を織ったように美しく咲くさま。古今和歌集「都ぞ―なりける」

はる‐の‐の【春の野】🔗🔉

はる‐の‐の春の野】 春ののどかな野原。〈[季]春〉

はる‐の‐ひ【春の日】🔗🔉

はる‐の‐ひ春の日】 春の一日。また、春の太陽。春日。春陽。〈[季]春〉

はるのひ【春の日】🔗🔉

はるのひ春の日】 俳諧集。1冊。山本荷兮かけい編。1686年(貞享3)刊。荷兮・野水・越人ら蕉門の連句・発句を集めたもの。格調は平板だが安らか。俳諧七部集の一つ。 →文献資料[春の日]

はるのべ‐の‐こめ【春延べの米】🔗🔉

はるのべ‐の‐こめ春延べの米】 年末に翌年3月払いの約束で借りる米。他に転売して資金を調達するために行われた。世間胸算用4「―を、…毎年のくれに借入の肝煎して」→延米のべごめ

はる‐の‐ほし【春の星】🔗🔉

はる‐の‐ほし春の星】 春の夜空の星。代表的な星座は大熊座・獅子座・蟹座・海蛇座・乙女座・牛飼座など。春星しゅんせい。〈[季]春〉

はる‐の‐みず【春の水】‥ミヅ🔗🔉

はる‐の‐みず春の水‥ミヅ 春の、水量の多くなった川や湖沼の水。〈[季]春〉

はる‐の‐みなと【春の湊】🔗🔉

はる‐の‐みなと春の湊】 春の行き止まるところ。船のゆき泊まる港にたとえていう。春の泊とまり。〈[季]春〉。新古今和歌集「暮れてゆく―は知らねども」

はる‐の‐みや【春の宮】🔗🔉

はる‐の‐みや春の宮】 (「春宮とうぐう」の訓読)皇太子の称。東宮。 ⇒はるのみや‐びと【春の宮人】

はるのみや‐びと【春の宮人】🔗🔉

はるのみや‐びと春の宮人】 東宮坊に仕える役人。後拾遺和歌集「うらやまし―うち群れて」 ⇒はる‐の‐みや【春の宮】

広辞苑 ページ 16165