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はれ‐の・く【晴れ退く】🔗🔉

はれ‐の・く晴れ退く】 〔自四〕 雲や霧などが晴れてなくなる。為忠百首「なごりなく更けゆくままに―・きて」

はれ‐の‐ごぜん【晴れの御膳】🔗🔉

はれ‐の‐ごぜん晴れの御膳】 宮中で、元日・白馬あおうまなどの節会せちえに、内膳司ないぜんしから天皇に奉る四種八盤の膳。威儀御膳いぎのおもの。〈[季]新年〉。→腋わきの御膳

はれ‐ばれ【晴れ晴れ】🔗🔉

はれ‐ばれ晴れ晴れ】 心にくもりがなくさっぱりしているさま。「―とした顔つき」

はればれ‐し・い【晴れ晴れしい】🔗🔉

はればれ‐し・い晴れ晴れしい】 〔形〕[文]はればれ・し(シク) ①よくはれたさまである。枕草子292「―・しかりつる空」 ②心のさっぱりしたさまである。源氏物語藤裏葉「命ものべまほしう―・しきにつけて」 ③はばかるところがない。源氏物語椎本「―・しくもて出でさせ給はばこそ罪も侍らめ」 ④さえぎるものがなくすっきりしている。狭衣物語1「小さき御几帳も押し遣られて、いと―・しければ」 ⑤はれがましい。はなやかである。増鏡「御簾みすの外にも、上達部あまたさぶらはる。いと―・し」 ⑥表だっている。公的である。大鏡基経「堀川院をば…―・しき料にせさせ給ひ」

はれ‐ぶたい【晴れ舞台】🔗🔉

はれ‐ぶたい晴れ舞台】 人の注目を集める晴れがましい場所や機会。晴れの舞台。

はれ‐ぼった・い【腫れぼったい】🔗🔉

はれ‐ぼった・い腫れぼったい】 〔形〕 腫れてふくれたさまである。「目が―・い」

はれ‐ま【晴れ間】🔗🔉

はれ‐ま晴れ間】 ①一時的に雨・雪などのやんだ間。「梅雨の―」 ②雲・霧の切れ目に見える青空。「―が出る」 ③ふさいだ心がはればれする時。

ハレム【ḥarīm; ḥaram アラビア・harem イギリス】🔗🔉

ハレムḥarīm; ḥaram アラビア・harem イギリス】 (ハーレムともいう。「禁じられた場所」の意) ①イスラム教徒の邸宅にある妻や家族の居室。プライバシーが厳格に守られる。 ②イスラム王朝の後宮。 ③⇒ハラム。 ④〔生〕繁殖期に、動物が形成する一雄多雌の群れ。

広辞苑 ページ 16177