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ひき‐かず・く【引き被く】‥カヅク🔗🔉

ひき‐かず・く引き被く‥カヅク 〔他四〕 頭の上からかぶる。ひっかぶる。能因本枕草子よくたきしめたる薫物の「薫物の…きぬを―・きたる中に煙の残りたるは」

ひき‐かぜ【引き風】🔗🔉

ひき‐かぜ引き風】 かぜをひくこと。かぜひき。〈文明本節用集〉

ひき‐がた【挽型】🔗🔉

ひき‐がた挽型】 円筒形の鋳物の鋳型を造る場合に用いる、その断面の半分を刻んだ木型。一つの軸を中心として回転し鋳型を造る。

ひき‐かた・ぐ【引き担ぐ】🔗🔉

ひき‐かた・ぐ引き担ぐ】 〔他下二〕 勢いよくかつぐ。ひっかつぐ。

ひき‐かた・む【引き堅む】🔗🔉

ひき‐かた・む引き堅む】 〔他下二〕 ひきしぼる。しっかり引く。宇治拾遺物語15「―・めて、とろとろと放ちて」

ひき‐がたり【弾き語り】🔗🔉

ひき‐がたり弾き語り】 ①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。↔口語り。→弾き歌い。 ②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。

ひき‐かなぐ・る【引きかなぐる】🔗🔉

ひき‐かなぐ・る引きかなぐる】 〔他四〕 手荒くひきのける。源氏物語帚木「荒らかにも―・らめ」

ひき‐がね【引き金・引鉄】🔗🔉

ひき‐がね引き金・引鉄】 ①小銃・拳銃などに装置してある湾曲した金具で、これを指で引くと発射するもの。「ピストルの―を引く」 ②比喩的に、物事が引き起こされるきっかけ。「事件の―になる」

ひき‐がね【引鉦】🔗🔉

ひき‐がね引鉦】 軍勢を引き上げる時に打ち鳴らす鉦。

ひき‐がも【引鴨】🔗🔉

ひき‐がも引鴨】 春になって北方へ去って行く鴨。〈[季]春〉

ひき‐ぎ【挽木・引木】🔗🔉

ひき‐ぎ挽木・引木】 碾臼ひきうすを引き回すための肘ひじの形の柄。木肘。

ひき‐ぎぬ【疋絹】🔗🔉

ひき‐ぎぬ疋絹】 一疋ずつにととのえてある絹。ひけん。栄華物語駒くらべ「かづけもの―賜はす」

ひき‐きり【引切り】🔗🔉

ひき‐きり引切り】 ①いらだつこと。せっかち。堤中納言物語「この男いと―なりける心にて」 ②とぎれること。間がきれること。 ③茶道で、釜の蓋をのせておく竹製のふたおき。 ④引切鋸の略。 ⑤柳刃包丁の刃元から先端まで全体を使って手前に引いて切る切り方。 ⇒ひききり‐なし【引切り無し】 ⇒ひききり‐のこぎり【引切鋸・挽切鋸】

広辞苑 ページ 16396