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ひと‐くち【一口】🔗🔉

ひと‐くち一口】 ①一度に全部を口に入れること。一度に食べること。「ぺろりと―で食べる」 ②一回、口に入れること。その分量。また、少しばかり飲食すること。「―食べてみる」 ③手短にいうこと。「―に言う」 ④少し物を言うこと。一言。「―も言わぬ」 ⑤あるひとまとめ。1単位。「―寄付する」 ⑥分け前。割当て。 ⇒ひとくち‐あきない【一口商い】 ⇒ひとくち‐だい【一口大】 ⇒ひとくち‐ばなし【一口話・一口噺・一口咄】 ⇒ひとくち‐もの【一口物】 ⇒一口乗る ⇒一口物に頬を焼く

ひと‐ぐち【人口】🔗🔉

ひと‐ぐち人口】 他人の言葉。人のうわさ。評判。じんこう。宇治拾遺物語1「めでたき歌とて、世の―にのりて申すめるは」

ひとくち‐あきない【一口商い】‥アキナヒ🔗🔉

ひとくち‐あきない一口商い‥アキナヒ ①一言で売買が決定する商取引。 ②転じて、一言で諾否を決定させること。浄瑠璃、国性爺合戦「頼まれうか頼まれぬか―」 ⇒ひと‐くち【一口】

ひとくち‐だい【一口大】🔗🔉

ひとくち‐だい一口大】 軽く一口で食べられる大きさ。「肉を―に切る」 ⇒ひと‐くち【一口】 ○一口乗るひとくちのる 利益を分け合う仲間に加わる。「もうけ話に―」 ⇒ひと‐くち【一口】

ひとくち‐ばなし【一口話・一口噺・一口咄】🔗🔉

ひとくち‐ばなし一口話・一口噺・一口咄】 短い滑稽味のある話。ちょっとした短い話。小話。 ⇒ひと‐くち【一口】

ひとくち‐もの【一口物】🔗🔉

ひとくち‐もの一口物】 一口に食べられるほどの食物。「―に頬を焼く」 ⇒ひと‐くち【一口】 ○一口物に頬を焼くひとくちものにほおをやく ちょっとしたことに手を出して、思わぬ失敗を招くことのたとえ。 ⇒ひと‐くち【一口】

ひとく‐どり【人来鳥】🔗🔉

ひとく‐どり人来鳥】 鶯の異称。 ⇒ひと‐く【人来】

ひと‐くに【人国】🔗🔉

ひと‐くに人国】 ①ほかの国。他国。都以外の地方。万葉集15「―は住みあしとそいふ」 ②日本以外の国。外国。異国。続日本紀17「黄金くがねは―より献ることは有れども」

広辞苑 ページ 16595