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ひゃく‐し【拍子・百師・百子】🔗🔉

ひゃく‐し拍子・百師・百子】 ①奈良時代に中国から伝来した打楽器、拍板の別名。「はくし」とも読む。初期には散楽・唐楽・高麗楽などで用いられ、4枚・6枚などの板を打ち合わせるものがあったらしい。のちの編木びんざさらに類するもの。 ②笏拍子しゃくびょうし。また、それを打つ人。ひょうし。

ひゃく‐じ【百事】🔗🔉

ひゃく‐じ百事】 あらゆること。種々の事。万事。 ⇒ひゃくじ‐にょい【百事如意】

びゃく‐し【白芷】🔗🔉

びゃく‐し白芷】 ①ヨロイグサの漢名。一説に、ハナウドの漢名。 ②ヨロイグサの根を乾燥した生薬。漢方で鎮痛・解熱・排膿薬とする。

ひゃくしぜんしょ【百子全書】🔗🔉

ひゃくしぜんしょ百子全書】 中国、春秋戦国時代から明に至る諸子百家の書を合刻した書。1875年、湖北崇文書局刊。別名「子書百家」。

ひゃくし‐ちょう【百子帳】‥チヤウ🔗🔉

ひゃくし‐ちょう百子帳‥チヤウ 檳榔びろうで頂上を覆い、四方に帳を懸け、前後を開いて出入するようにし、その中に毯たんを敷いて大床子だいしょうしを立てたあずまや。大嘗祭だいじょうさいの行われる10月に、天皇が祓はらえのために川原に行幸の際設けた。

ひゃくじつ‐こう【百日紅】🔗🔉

ひゃくじつ‐こう百日紅】 サルスベリの漢名。〈[季]夏〉

ひゃくじ‐にょい【百事如意】🔗🔉

ひゃくじ‐にょい百事如意】 ①すべて思うようになること。百事意の如し。 ②(謎語画題)百合と霊芝れいしを描くもの。百合の百で百の意を、霊芝が如意2㋒に似ているのでその意を寓する。 ⇒ひゃく‐じ【百事】

びゃくし‐ぶつ【辟支仏】🔗🔉

びゃくし‐ぶつ辟支仏】 〔仏〕(→)縁覚えんがくに同じ。

ひゃくしゃく‐かんとう【百尺竿頭】🔗🔉

ひゃくしゃく‐かんとう百尺竿頭】 100尺もある竿の先端。すなわち到達すべき極点。 ⇒百尺竿頭一歩を進む ○百尺竿頭一歩を進むひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ [伝灯録「百尺竿頭須すべからく歩を進むべし、十方世界是れ全身」]すでに工夫を尽くした上にさらに向上の工夫を加える。また、十分に言葉を尽くした後にさらに進めて説く。 ⇒ひゃくしゃく‐かんとう【百尺竿頭】

広辞苑 ページ 16718