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うき‐びょうし【浮拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

うき‐びょうし浮拍子‥ビヤウ‥ (→)「うかれ拍子」に同じ。

うき‐ぶくろ【浮袋・浮嚢】🔗🔉

うき‐ぶくろ浮袋・浮嚢】 ①水泳または海難で溺れないために身につける具。環状や袋状をなし、中に空気を満たして使う。 ②(「鰾」とも書く)魚類の消化管背方にある膜嚢。中にガスを満たし、ガスの分泌・吸収によって水中での浮沈を調節する。脊椎動物の肺と相同の器官。ふえ。うおのふえ。

うき‐ふし【憂き節】🔗🔉

うき‐ふし憂き節】 つらいこと。悲しいこと。竹の節にかけて用いる。古今和歌集「世にふれば言の葉しげき呉竹の―ごとに鶯ぞ鳴く」 ⇒うきふし‐の‐さと【憂節の里】

うきふし‐の‐さと【憂節の里】🔗🔉

うきふし‐の‐さと憂節の里】 (悲しいことの多い里の意から)色里。遊里。鶉衣「傾城といへるもの、―に売られ」 ⇒うき‐ふし【憂き節】

うき‐ふね【浮舟】🔗🔉

うき‐ふね浮舟】 浮かんでいる小さい舟。源氏物語浮舟「この―ぞゆくへ知られぬ」

うきふね【浮舟】🔗🔉

うきふね浮舟】 ①源氏物語の巻名。宇治十帖の一つ。また、その女主人公の名。宇治八の宮の女むすめ。常陸介の養女。薫大将に愛されながら、誤って匂宮と通じ、思い余って投身をはかり、救われて尼となる。 ②能。横尾元久作詞。世阿弥作曲。源氏物語の浮舟の君の悲劇を脚色し、その死後の苦悩を描く。

うき‐ほうだい【浮砲台】‥ハウ‥🔗🔉

うき‐ほうだい浮砲台‥ハウ‥ 港湾の防御などのため海上に設けた砲台。

うき‐ぼうはてい【浮防波堤】‥バウ‥🔗🔉

うき‐ぼうはてい浮防波堤‥バウ‥ 防波のために港内の一定の場所に繋いだ箱船または筏いかだ

うき‐ぼり【浮彫】🔗🔉

うき‐ぼり浮彫】 ①形象や模様が浮き上がるように、平らな面を彫り込み、あるいはその上に盛り上げて制作する技法。また、その作品。丸彫に比べて2次元的であるが、線彫と異なって奥行を持つ。建造物・仏像の装飾や彫金などに用いられ、薄肉彫・高肉彫・肉合ししあい彫など種々の技法に分けられる。浮上彫うきあげぼり。レリーフ。 ②(比喩的に)物事の様子・状態をはっきりと目立たせること。「現状を―にする」

広辞苑 ページ 1703