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うき‐み【浮身】🔗🔉

うき‐み浮身】 ①体の力を抜いて仰向けになり、静かに水面に浮かぶ遊泳法。 ②越前・越後地方の遊女の一種。旅商人などの滞在中、相手となった女の称。(物類称呼)

うき‐み【浮き実】🔗🔉

うき‐み浮き実】 西洋料理で、スープに少量浮かして食べるもの。クルトン・パスタ・パセリなど。

うき‐み【憂き身】🔗🔉

うき‐み憂き身】 つらいことの多い身の上。千載和歌集「年ふれど―はさらに変らじを」 ⇒憂き身を窶す

うき‐みどう【浮御堂】‥ダウ🔗🔉

うき‐みどう浮御堂‥ダウ 滋賀県大津市堅田の、琵琶湖の水面に浮かんだように造った臨済宗の仏堂。満月寺ともいい、阿弥陀の千体仏を安置する。長徳(995〜999)年間源信の開創といわれ、近江八景の一つ「堅田の落雁」で知られる。千体仏堂。 浮御堂 撮影:山梨勝弘

うき‐みみ【憂き耳】🔗🔉

うき‐みみ憂き耳】 聞けば心の痛む話。つらい悲しい話。「うき耳を聞く」の形で用いる。平家物語1「かかる―をば聞かざらましとぞ、御歎きありける」 ○憂き身を窶すうきみをやつす ①つらい事の多いのが外見にもあらわれるほどに苦労する。 ②(「浮身」とも書く)身のやせるほど物事に熱中する。また、無益なことや本業でないことに熱中する。「恋に―」「おしゃれに―」 ⇒うき‐み【憂き身】

うき‐むしゃ【浮武者】🔗🔉

うき‐むしゃ浮武者】 遊軍に属する武士。幸若舞曲、高館「弁慶は―にて」

うき‐め【憂き目】🔗🔉

うき‐め憂き目】 悲しいこと。つらいこと。 ▷下に「を見る」「に会う」と続ける。古今和歌集「世の―見えぬ山ぢへ入らむには」。「失業の―に会う」

うき‐め【浮海布】🔗🔉

うき‐め浮海布】 水面に浮いている海草。「憂き目」にかけて用いられる。古今和歌集「―のみ負ひて流るる浦なれば」

うき‐めん【浮免】🔗🔉

うき‐めん浮免】 中世の国衙領こくがりょうや荘園で、土地を特定せずに規模だけを定めて、正税や雑役を免除された地。

広辞苑 ページ 1704