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うきよ‐の‐きずな【浮世の絆】‥キヅナ🔗🔉

うきよ‐の‐きずな浮世の絆‥キヅナ この世で自分を束縛する義理・人情または妻子・係累など。 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐せき【浮世の関】🔗🔉

うきよ‐の‐せき浮世の関】 俗世をのがれることのできにくいのを関所にたとえていう語。夫木和歌抄21「別れにし―も出でがたの身や」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐ちり【浮世の塵】🔗🔉

うきよ‐の‐ちり浮世の塵】 俗世のわずらわしい思いや事件を塵にたとえていう語。俗塵。 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐つな【浮世の綱】🔗🔉

うきよ‐の‐つな浮世の綱】 俗世の中に心をつなぎとめる人間的な心情を綱にたとえた語。 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐なさけ【浮世の情け】🔗🔉

うきよ‐の‐なさけ浮世の情け】 この世に住む人間同士の情け。 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐なみ【浮世の波】🔗🔉

うきよ‐の‐なみ浮世の波】 現世の浮沈・喜憂の定まりない有様を大海の波にたとえていうことば。続後拾遺和歌集「―に迷ひはてなば」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐ならい【浮世の習い】‥ナラヒ🔗🔉

うきよ‐の‐ならい浮世の習い‥ナラヒ この世ではあたりまえになっていること。謡曲、仲光「後れ先立つ―」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】 ○浮世の隙を明くうきよのひまをあく この世に別れをつげる。死ぬ。好色一代男5「首くくりて浮世の隙を明けむ」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐の‐やみ【浮世の闇】🔗🔉

うきよ‐の‐やみ浮世の闇】 この世の煩悩。心の迷い。新続古今和歌集釈教「夢のうちに照らす光のなかりせば―のいつか晴るべき」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】 ○憂き世は牛の小車うきよはうしのおぐるま (「牛」に「憂し」をかけていう)この世はつらく苦しいことばかりめぐってくるものであるの意。 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

うきよ‐ばなし【浮世話】🔗🔉

うきよ‐ばなし浮世話】 世間話。また、色恋の話。浄瑠璃、国性爺合戦「―もささやきの」 ⇒うき‐よ【憂き世・浮世】

広辞苑 ページ 1710