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ふとん【蒲団】🔗🔉

ふとん蒲団】 小説。田山花袋作。1907年(明治40)「新小説」に発表。日本の自然主義文学の代表作。中年作家の女弟子に対する恋情を描き、大胆な現実暴露によって文壇を衝動させた。 →文献資料[蒲団]

ふとん‐むし【布団蒸し】🔗🔉

ふとん‐むし布団蒸し】 人を布団で包みおさえて苦しめること。 ⇒ふ‐とん【蒲団・布団】

ふな【船・舟】🔗🔉

ふな船・舟】 「ふね」の古形。多く複合語に用いられる。万葉集20「国々の防人つどひ―乗りて」。「―人」

ふな【鮒】🔗🔉

ふな】 コイ科フナ属の硬骨魚の総称。口ひげはなく、背部はオリーブ色で隆起し、腹部は銀白色または金色。全長普通10〜15センチメートル、まれに45センチメートルに及ぶ。各地の淡水に分布し、キンブナ・ギンブナ・ナガブナ・ニゴロブナ・ゲンゴロウブナなどが日本にすむ。飼養変種には金魚がある。ホンブナ。マブナ。常陸風土記「―・鯉、多に住めり」 キンブナ 提供:東京動物園協会

ぶな【橅・椈・山毛欅】🔗🔉

ぶな橅・椈・山毛欅】 ブナ科の落葉高木。やや高い山地に生え、ブナ帯の代表種。特に日本海側山地に多い。幹の高さ約20メートル。葉は広卵形。5月頃、淡緑色の花を開き、単性で雌雄同株。果実は殻斗かくと内にあって堅く、10月頃成熟し、食用、また「ぶなのあぶら」を搾る。木材は器具材となり、また、クレオソートを含む。樹皮は染料となる。ブナノキ。ソバノキ。シロブナ。→橅ぶな

広辞苑 ページ 17319