複数辞典一括検索+

うし‐ことば【牛言葉】🔗🔉

うし‐ことば牛言葉】 牛を飼い、使役する際に用いる言葉。地方によって一定してないが、「させ」「はし」(左)、「ひょうせ」「おいど」(右)、「でれ」「ぜれ」(後退)、「どどど」(左または止まれ)、「おいし」(前進)、「あいし」(歩め)など。馬言葉にも共通したものが多い。

うじこ‐ふだ【氏子札】ウヂ‥🔗🔉

うじこ‐ふだ氏子札ウヂ‥ 宮参りの際に氏神社から生児に与えた、氏子であることを証する札。 ⇒うじ‐こ【氏子】

うしごめ【牛込】🔗🔉

うしごめ牛込】 東京都新宿区東部の一地区。もと東京市35区の一つ。江戸時代からの名称で、もと牧牛が多くいたからという。

うし‐ころし【牛殺し】🔗🔉

うし‐ころし牛殺し】 〔植〕(材を曲げて牛の鼻木とするからいう)バラ科の落葉小高木。葉は倒卵形で先端がとがり、鋭鋸歯がある。4〜5月頃、白色5弁の小花をつけ、小豆大の果実を結び紅熟。材は堅く、鎌の柄などとする。若葉は食べられる。カマツカ。牛の鼻木。

うし‐ざき【牛裂き】🔗🔉

うし‐ざき牛裂き】 戦国時代の極刑の一つ。罪人の手足を2頭または4頭の牛につなぎ、牛を左右に駆けさせ、罪人の身体を引き裂かせる刑。

うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】ウヂシフヰ‥🔗🔉

うじしゅういものがたり宇治拾遺物語ウヂシフヰ‥ (宇治大納言物語の拾遺の意)説話集。2冊。編者未詳。成立は13世紀初めか。天竺・震旦・本朝にわたる説話197話。滑稽的要素も少なくないが、仏教的色彩が濃い。今昔物語などを承け、鎌倉時代説話文学を代表する。 →文献資料[宇治拾遺物語]

うじ‐じゅうじょう【宇治十帖】ウヂジフデフ🔗🔉

うじ‐じゅうじょう宇治十帖ウヂジフデフ 源氏物語五十四帖のうちの最後の十帖で、八の宮が山城国宇治に住んでいたことから書き始めた橋姫・椎本しいがもと・総角あげまき・早蕨さわらび・宿木やどりぎ・東屋あずまや・浮舟うきふね・蜻蛉かげろう・手習・夢浮橋の巻をいう。

うじ‐すじょう【氏素姓】ウヂ‥ジヤウ🔗🔉

うじ‐すじょう氏素姓ウヂ‥ジヤウ 生れや素姓。家がら。

広辞苑 ページ 1747