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べにずり‐え【紅摺絵】‥ヱ🔗🔉

べにずり‐え紅摺絵‥ヱ 浮世絵版画の技法の一種。紅と緑を主とする色数の少ないもの。延享元年(1744)から明和(1764〜1772)初年にかけて流行し、奥村政信・石川豊信などが秀作を遺した。紅絵べにえとも呼んだが、今は区別する。

べに‐ずわいがに【紅ずわい蟹】🔗🔉

べに‐ずわいがに紅ずわい蟹】 クモガニ科のカニ。歩脚や鋏はさみがやや細く、茶褐色のズワイガニとは異なり、全体に紅褐色なのでこの名がある。日本海・三陸海岸沖の深海域に多産。食用。

べに‐ぞめ【紅染】🔗🔉

べに‐ぞめ紅染】 紅色で染めること。また、そのもの。くれないぞめ。

べに‐たけ【紅茸】🔗🔉

べに‐たけ紅茸(→)ドクベニタケの別称。〈[季]秋〉

べに‐ちょく【紅猪口】🔗🔉

べに‐ちょく紅猪口】 紅を入れた猪口形の容器。内面に塗布してある紅を指先につけて口紅に用いる。 紅猪口 提供:ポーラ文化研究所

べにつけ‐ゆび【紅付指】🔗🔉

べにつけ‐ゆび紅付指】 くすりゆび。べにさしゆび。

べに‐づる【紅鶴】🔗🔉

べに‐づる紅鶴(→)フラミンゴの別称。

ペニテンシャ【penitencia ポルトガル】🔗🔉

ペニテンシャpenitencia ポルトガル】 (キリシタン用語)告解。くいあらため。ぎやどぺかどる「―の時に臨んでは」

べに‐の‐き【紅木】🔗🔉

べに‐の‐き紅木】 ベニノキ科の低木。熱帯アメリカ原産。ハワイなどの亜熱帯・熱帯で街路樹とする。葉は心臓形、花は淡紅色で5弁、果実は赤く、果皮から紅色色素ビキシンを採り、器具・食品の染料、また南米の一部では先住民が髪を染める。

べに‐ばな【紅花】🔗🔉

べに‐ばな紅花】 キク科の一年草。小アジア・エジプト原産の染料・油料用植物。高さ30〜90センチメートル。夏、紅黄色のアザミに似た頭状花をつける。小花は細い筒形。日本には古く中国から入り、東北地方(特に山形県)を中心に栽培。古くは花冠を採集して染料や紅べにを作った。今日では主にアメリカ産のものを切花用や紅花油採取用とする。くれない。末摘花すえつむはな。サフラワー。 べにばな ⇒べにばな‐いんげん【紅花隠元】

広辞苑 ページ 17743