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うそ‐なき【嘘泣き】🔗🔉

うそ‐なき嘘泣き】 泣いているふりをすること。そらなき。

うそ‐の‐かわ【嘘の皮】‥カハ🔗🔉

うそ‐の‐かわ嘘の皮‥カハ 全くのうそ。あかうそ。浄瑠璃、井筒業平河内通「落したといふは―のだん袋」

うそ‐はずかし・い【うそ恥かしい】‥ハヅカシイ🔗🔉

うそ‐はずかし・いうそ恥かしい‥ハヅカシイ 〔形〕[文]うそはづか・し(シク) なんとなく恥かしい。

うそ‐はっけんき【嘘発見器】🔗🔉

うそ‐はっけんき嘘発見器「ポリグラフ」参照。

うそ‐はっぴゃく【嘘八百】🔗🔉

うそ‐はっぴゃく嘘八百】 やたらに述べたてる沢山のうそ。浄瑠璃、博多小女郎波枕「吝い事の―、長者経と擬へ声張り上げて読みにけり」。「―をならべる」

うそ‐はらた・つ【うそ腹立つ】🔗🔉

うそ‐はらた・つうそ腹立つ】 〔自四〕 何となく腹が立つ。好色一代男3「昔を思ひ出し―・つて、むく起にして」

うそ‐ひめ【鷽姫】🔗🔉

うそ‐ひめ鷽姫】 小鳥ウソの異称。和漢三才図会「形うるはしく声の艶なるをもつて―といふ」

うそ・ぶ【嘯ぶ】🔗🔉

うそ・ぶ嘯ぶ】 〔自四〕 うそぶく。〈新撰字鏡12

うそ‐ぶえ【嘯笛】🔗🔉

うそ‐ぶえ嘯笛】 口笛。おそぶえ。

うそ‐ふき【嘯】🔗🔉

うそ‐ふき】 狂言面。うそぶくように口を突き出した面。蚊の精・案山子かかしなどに用いる。ひょっとこ(火男)面の原形。 嘯 嘯吹(山本家の表記) 撮影:神田佳明(所蔵:山本東次郎家)

うそ‐ぶ・く【嘯く】🔗🔉

うそ‐ぶ・く嘯く】 〔自五〕 ①口をつぼめて息を大きく強く出す。また、口笛を吹く。神代紀「浜に居て―・き給ふ時に」 ②鳥や獣が、鳴き声を上げる。吼える。懐風藻「雲岸寒猨―・き」 ③詩歌を口ずさむ。源氏物語竹河「梅が枝を―・きて」 ④そらとぼける。更級日記「とみに舟も寄せず、―・いて見まはし」。「何も知らないと―・く」 ⑤大きなことを言う。えらそうなことを言う。「天下無双と―・く」

広辞苑 ページ 1796