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うそ‐む・く【嘯く】🔗🔉

うそ‐む・く嘯く】 〔自四〕 (→)「うそぶく」に同じ。〈類聚名義抄〉 ○嘘も方便うそもほうべん 方便のためには、時にうそをつかねばならないこともある。 ⇒うそ【嘘】

うそ‐や・ぐ🔗🔉

うそ‐や・ぐ 〔自四〕 鼻がくすぐったくなって笑いそうになる。沙石集4「観音・地蔵などいへば、鼻が―・いでをかしきぞ」 ○嘘を言えうそをいえ (嘘だと分かっているが、言いたいならば言いなさい、の意)「嘘を言うな」と同意。嘘つけ。 ⇒うそ【嘘】

うそん【烏孫】🔗🔉

うそん烏孫】 漢代から南北朝初期にかけて西域に拠ったトルコ系の民族。その領域は天山山脈の北方、イシッククル湖畔からイリ川の盆地を含む。前漢の武帝はこれと同盟したが、5世紀後半にモンゴル系の柔然の侵入で衰えた。

うた🔗🔉

うた 砂浜。高知県の宇多松原など、海浜の地名に残る。

うた【歌】🔗🔉

うた】 ①声に節ふしをつけて歌う詞。推古紀「拝おろがみて仕へ奉らむ―つきまつる」 ②音律に合わせて数を整えた詞。古代からの短歌・長歌・旋頭歌せどうか・歌謡、また近代の詩歌などの総称。源氏物語桐壺「大和やまとことのはをも、唐土もろこしの―も」 ③(五・七・五・七・七の三十一音から成る)和歌。短歌。やまとうた。源氏物語常夏「三十文字あまり本末あはぬ―」。「―よみ」 ④はやりうた・長唄・小唄・地唄・端唄などの総称。「―うたい」 ◇広く一般には「歌」。三味線を伴奏とする邦楽などの場合には「唄」を使う。近代詩・現代詩の場合に「詩」と書くことがある。 ⇒歌と読み ⇒歌にばかり歌う ⇒歌は世につれ世は歌につれ

うだ【宇陀】🔗🔉

うだ宇陀】 奈良県北東部の市。大和政権時代、田県うだのあがた・猛田県たけだのあがたがあった。人口3万7千。(歌枕) 万葉集2「―の大野は思ほえむかも」

うた‐あわせ【歌合】‥アハセ🔗🔉

うた‐あわせ歌合‥アハセ 人々を左右に分け、その詠んだ短歌を左右1首ずつ組み合わせて判者が優劣を判定し、優劣の数によって勝負を決する遊戯。その単位を一番といい、小は数番から大は千五百番に上る。平安初期以来、宮廷・貴族の間に流行。詩合しあわせに先立って起こる。→詩合

広辞苑 ページ 1797