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うた‐がしら【歌頭】🔗🔉

うた‐がしら歌頭】 歌舞・音楽の時、第1に発声する者。続日本紀18「踏歌の―」

うたかた【泡沫】🔗🔉

うたかた泡沫】 水の上に浮かぶ泡あわ。多く、はかなく消えやすいことのたとえに使う。みなわ。方丈記「よどみに浮ぶ―はかつ消えかつ結びて」。「―の恋」 ⇒うたかた‐びと【泡沫人】

うた‐かた【唄方】🔗🔉

うた‐かた唄方】 長唄など、唄と三味線を分業とする音楽で、唄を専門とする者。唄うたい。↔三味線方

うたがた🔗🔉

うたがた 〔副〕 (平安時代以後、「うたかた」と混同して清音にも) ①きっと。かならず。万葉集15「はなれそに立てるむろの木―も久しき時を過ぎにけるかも」 ②(下に打消・推量の語を伴って)決して。かりそめにも。源氏物語真木柱「ながめする軒のしづくに袖ぬれて―人をしのばざらめや」

うたかた‐びと【泡沫人】🔗🔉

うたかた‐びと泡沫人】 人の生命のはかなく消えやすいことを水の泡にたとえていう語。 ⇒うたかた【泡沫】

うた‐がたり【歌語り】🔗🔉

うた‐がたり歌語り】 和歌についての話。和歌を中心にした物語。源氏物語賢木「すきずきしき―なども」

うた‐がま・し【歌がまし】🔗🔉

うた‐がま・し歌がまし】 〔形シク〕 ひとかどの歌らしい。枕草子99「さすがに―・しうわれはと思へるさまに」

うだ‐がみ【宇陀紙】🔗🔉

うだ‐がみ宇陀紙】 奈良県吉野郡国栖くずに産する厚手のコウゾ製和紙。宇陀の紙商が大坂市場に宇陀紙の名で出荷したもの。表装の裏打ちに用いる。 宇陀紙 撮影:関戸 勇

うた‐がら【歌柄】🔗🔉

うた‐がら歌柄】 和歌の品格。

うた‐ガルタ【歌加留多】🔗🔉

うた‐ガルタ歌加留多】 カルタ遊びの一種。小さい紙札に、小倉百人一首などの和歌の全句を書いたものを読み札、下の句だけ書いたものを取り札とし、取り札をまき、読み札を読むに従って取り札を取り、その札の数の多少により勝負を決する。江戸初期に始まり、多く正月の遊びとする。〈[季]新年〉

広辞苑 ページ 1803