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まさぐり‐もの【弄り物】🔗🔉

まさぐり‐もの弄り物】 もてあそびもの。なぐさみもの。源氏物語蓬生「時々の―にし給ふ」

ま‐さぐ・る【弄る】🔗🔉

ま‐さぐ・る弄る】 〔他五〕 ①もてあそぶ。いじる。落窪物語2「火桶に押しかかりて、灰―・りてゐ給へる」 ②指先などでさがし求める。「ポケットを―・る」

ま‐さご【真砂】🔗🔉

ま‐さご真砂】 こまかい砂。まなご。いさご。真砂子。狭衣物語4「庭の―の」 ⇒まさご‐じ【真砂路】

まさご‐じ【真砂路】‥ヂ🔗🔉

まさご‐じ真砂路‥ヂ 真砂の中の路。真砂を敷きつめた道。風雅和歌集「唐崎やかすかに見ゆる―にまがふ色なき一もとの松」 ⇒ま‐さご【真砂】

マザ‐コン🔗🔉

マザ‐コン マザー‐コンプレックスの略。

まさ‐ざま【勝様・正様】🔗🔉

まさ‐ざま勝様・正様】 まさったさま。すぐれたさま。まさりざま。大鏡時平「これは文集の白居易の…といふ詩に―に作らせ給へりとこそ」

まさ‐ざま【増様】🔗🔉

まさ‐ざま増様】 一層増加していくさま。一段と甚だしくなるさま。方丈記「あまりさへ疫癘うちそひて―にあとかたなし」

まさ・し【正し】🔗🔉

まさ・し正し】 〔形シク〕 ①ただしい。本当である。古今和歌集「心のうらぞ―・しかりける」 ②確かである。明瞭である。類聚名義抄「当、マサシ」 ③(連用形を副詞的に用いて)確実に。確かに。徒然草「いつとは思ひ出でねど―・しく有りし心地するは」。謡曲、隅田川「―・しくわが子の声にて候」。「―・しく合格通知だ」

ま‐さ・し【真狭し】🔗🔉

ま‐さ・し真狭し】 〔形ク〕 (マは接頭語)せまい。せし。さし。神武紀「内木綿うつゆうの―・き国と雖も」

まさしく【正しく】🔗🔉

まさしく正しく⇒まさし(正し)3

まさしげ‐りゅう【正成流】‥リウ🔗🔉

まさしげ‐りゅう正成流‥リウ 軍学の流儀の一つ。太平記で著名な楠木正成の兵法に仮託したもの。楠木流。

広辞苑 ページ 18470