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みぎり【砌】🔗🔉

みぎり】 (「水限みぎり」の意) ①(池などの)水際。性霊集9「―の中の円月えんがつを見て」 ②軒下・階下などの敷石の所。万葉集13「大殿の―」 ③庭。千載和歌集「紫の庭、玉の台、ちとせ久しかるべき―とみがきおき給ひ」 ④所。場所。今昔物語集11「巌の腰を廻り経て、麓の―に至りぬ」 ⑤とき。おり。ころ。時節。醒睡笑「やうやう落城におよぶ―」。「厳寒の―」

みきり‐どき【見切り時】🔗🔉

みきり‐どき見切り時】 見切りをつけるべきとき。あきらめるのに適当な時機。 ⇒み‐きり【見切り】

みきり‐はっしゃ【見切り発車】🔗🔉

みきり‐はっしゃ見切り発車】 ①電車やバスなどが、発車時刻を過ぎたり満員になったりして、乗客を全員乗せずに発車すること。 ②議論が十分つくされないまま、実行に移すこと。 ⇒み‐きり【見切り】

みきり‐ひん【見切り品】🔗🔉

みきり‐ひん見切り品】 売れ残りの処分などのために安く売る商品。 ⇒み‐きり【見切り】

み‐き・る【見切る】🔗🔉

み‐き・る見切る】 〔他五〕 ①最後まで見る。見終わる。 ②様子を見とどける。状態を見きわめる。日葡辞書「イクサノヤウスヲミキル」 ③見込みがないと見定める。見かぎる。 ④商品の売行きを見限って安く売る。

み‐ぎれい【身綺麗】🔗🔉

み‐ぎれい身綺麗】 身なりや身のまわりが小ざっぱりとしていること。「いつも―にしている」「―な人」

みき‐ろふう【三木露風】🔗🔉

みき‐ろふう三木露風】 詩人・歌人。本名、操。兵庫県生れ。1907年(明治40)相馬御風らと早稲田詩社を結成、「白き手の猟人」で神秘的な象徴詩を完成。ほかに「廃園」「幻の田園」など。(1889〜1964) 三木露風 提供:毎日新聞社 ⇒みき【三木】

みぎわ【汀・渚】‥ギハ🔗🔉

みぎわ汀・渚‥ギハ (「水際みぎわ」の意)陸地の、水に接する所。みずぎわ。なぎさ。土佐日記「―のみこそ濡れまさりけれ」 ⇒みぎわ‐せん【汀線】 ⇒みぎわ‐まさり【汀優り】 ⇒汀まさる

広辞苑 ページ 18771