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○水を得た魚のようみずをえたうおのよう🔗⭐🔉
○水を得た魚のようみずをえたうおのよう
自由に活動できる場を得て生き生きとしているさま。うおの水を得たるが如し。「舞台の上では―だ」
⇒みず【水】
○水を掛けるみずをかける🔗⭐🔉
○水を掛けるみずをかける
盛んな勢いをそぐような邪魔をする。水をさす。「議論に―」
⇒みず【水】
○水をさすみずをさす🔗⭐🔉
○水をさすみずをさす
①水を加えてうすめる。
②うまくいっているのに邪魔をして不調にする。「二人の間に―」
⇒みず【水】
○御簾を隔てて高座を覗くみすをへだててこうざをのぞく🔗⭐🔉
○御簾を隔てて高座を覗くみすをへだててこうざをのぞく
意のままにならず、もどかしいことのたとえ。「靴を隔てて痒かゆきを掻く」と同意。
⇒み‐す【御簾】
○水を向けるみずをむける🔗⭐🔉
○水を向けるみずをむける
(巫女みこが、生霊・死霊を呼び出す時に、水をさし向けることから)相手の関心をある方向へ向けるようにさそいかける。暗示を与えて様子をさぐる。もちかける。
⇒みず【水】
○水を割るみずをわる🔗⭐🔉
○水を割るみずをわる
濃い液に水を加えて薄める。
⇒みず【水】
みせ【店・見世】
(「みせだな」の略)
①商品を並べておいて売る所。商店。たな。〈名語記6〉。→みせだな。
②みせさき。商家の、商品などを積んで陳列してある場所。
③妓楼で、道路に面して格子構えなどにし、遊女がいて遊客を誘う座敷。また、そこに遊女が居並んで客を待つこと。張見世はりみせ。
⇒店を閉める
⇒店をたたむ
⇒店を張る
⇒店を引く
⇒店を広げる
みせ‐あかり【店明かり】
店にともるあかり。店先のあかり。
みせ‐あきうど【店商人・見世商人】
店舗を設けて商売をする商人。
みせ‐あきない【店商い・見世商い】‥アキナヒ
店を張って商売をすること。
み‐せい【未成】
まだできあがらないこと。「―品」
み‐せいねん【未成年】
まだ成年に達しないこと。また、その人。未丁年。
⇒みせいねん‐しゃ【未成年者】
みせいねん‐しゃ【未成年者】
〔法〕成年すなわち満20歳に達しない者。ただし、未成年者でも婚姻すれば成年に達したものとみなされる。
⇒み‐せいねん【未成年】
みせい‐ひん【未製品】
まだ仕上げの十分にできていない品物。
みせ‐うり【店売り】
店であきなうこと。店頭で売ること。
みせ‐おんな【見世女】‥ヲンナ
店先に立って客引きをする女。看板女。好色一代女5「又ひとりは糸屋者、これも―に拵へ」
みせ‐がお【見せ顔】‥ガホ
見せつけるような顔つき。拾遺和歌集愚草上「植ゑおきし昔を人に―にはるかになびく青柳の糸」
みせ‐がかり【店懸り】
店の構造。
みせ‐かけ【見せ掛け】
見せ掛けること。うわべ。外見。「―だけの作り」
⇒みせかけ‐だいじん【見せ掛け大尽】
みせかけ‐だいじん【見せ掛け大尽】
金持のように見せかけること。また、その人。
⇒みせ‐かけ【見せ掛け】
みせ‐か・ける【見せ掛ける】
〔他下一〕[文]みせか・く(下二)
本物でないものを本物のように思わせる。うわべをよく見せる。また、ある物を別の物のように思わせる。「新品に―・ける」
みせ‐がね【見せ金】
商取引などで、信用を得るために相手に見せる金銭。みせきん。
みせ‐がまえ【店構え・見世構え】‥ガマヘ
店の構え方。商店のこしらえ。「―を大きくする」
みせ‐ぎぬ【見せ衣】
人に見せるために座敷などにかける衣裳。
みせ‐ぎょく【見せ玉】
(取引用語)約定やくじょうする意思がないにもかかわらず、市場に売買注文を出して相場を変動させ、約定する前に注文を取り消すこと。金融商品取引法等により罰せられる。見せ板。
みせ‐きん【見せ金】
⇒みせがね
みせ‐ぐち【店口】
店の間口。
みせ‐ぐら【店蔵】
土蔵造りの店。
みせ‐けち【見せ消ち】
写本などで、字句の訂正をするのに、もとの文字が読めるようにした消し方。その文字に傍点または細い線などをしるす。
みせ‐ごしらえ【店拵え】‥ゴシラヘ
店のこしらえ。店の構え。みせつき。
みせ‐ざお【みせ竿】‥ザヲ
(→)「かけざお」1に同じ。(物類称呼)
みせ‐さき【店先・見世先】
店の前。店頭。
みせさし‐どき【店鎖時】
店をとざす時刻。すなわち、夕方。
みせ‐ざや【見せ鞘】
腰刀の鞘を納める染革または錦製の袋。鞘尻より長く作り、余りを飾りとして折りさげるところから提鞘さげざやともいう。懸鞘かけざや。
見せ鞘
みせ‐ざらし【店晒し・見世晒し】
(→)「たなざらし」に同じ。
みせ‐じまい【店仕舞い】‥ジマヒ
①店をしめて商売をやめること。廃業。「不景気のため―した」
②店を閉じること。その日の商売を終りにすること。「早めに―する」
みせ‐しめ【見せしめ】
他の者への今後の戒めとするため、ある者をこらしめて見せること。甲陽軍鑑2「勁を切て軍門にさらし、近辺の―に仕る」。「―のために厳重に罰する」
みせ‐じょろう【見世女郎】‥ヂヨラウ
上方の遊郭で、格子の中から客を引く下級の女郎。端はし女郎。局つぼね女郎。
ミセス【Mrs.】
(Mistressの略)
①既婚女性の名に冠する敬称。
②既婚の女性。
みせ‐すががき【見世清掻】
江戸吉原で、張見世を開く合図に三味線を弾くこと。また、その曲。すががき。
みせ‐ぜい【見せ勢】
見せかけの軍勢。〈日葡辞書〉
み‐せせり【身せせり】
体を小さく動かすこと。用もないのにちょこちょこと体を動かすこと。狂言、柿山伏「猿ぢやが―をせう事ぢやが」
みせ‐ぞなえ【見せ備え】‥ゾナヘ
虚勢を示して敵軍をあざむく陣立て。
みせ‐だい【店台】
商店で勘定をして商品を渡す台。
みせ‐だな【見世棚・店棚】
商品を陳列する台。転じて、平安末期頃からあらわれた常設の小売店を指すようになった。
⇒みせだな‐づくり【見世棚造】
みせだな‐づくり【見世棚造】
ごく小さな社殿の一形式で、正面の階段の代りに供物などを置く板や棚をつけたもの。
⇒みせ‐だな【見世棚・店棚】
みせ‐だま【見せ球】
野球で、決め球を効果的に使うために投げる、決め球と球種やコースの異なる球。
み‐せつ【未設】
まだ設けていないこと。まだ敷設していないこと。↔既設
みせ‐つき【店付・見世付】
①店の様子。みせがまえ。
②表の間にすわって客を待つ下等の遊女。見世女郎。
みせ‐つ・ける【見せ付ける】
〔他下一〕[文]みせつ・く(下二)
人に自慢らしくみせる。これみよがしに見せる。「睦まじい仲を―・ける」
ミゼット【midget】
①小人こびと。
②きわめて小型のもの。「―‐カメラ」
みせ‐どころ【見せ所】
自信があり人に見せたいところ。人が見る価値のあるところ。「ここが腕の―」
み‐ぜに【身銭】
自分の金。自分の個人的な金銭。
⇒身銭を切る

広辞苑 ページ 18841。