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みみ‐かす【耳滓】🔗🔉

みみ‐かす耳滓】 耳垢みみあか

みみ‐かた・し【耳固し】🔗🔉

みみ‐かた・し耳固し】 〔形ク〕 聴覚が鈍い。耳が遠い。源氏物語常夏「―・からぬ人のためには」 ○耳が近いみみがちかい 耳がよく聞こえる。また、早耳である。 ⇒みみ【耳】 ○耳が遠いみみがとおい 耳がよく聞こえない。「年をとって耳が遠くなった」 ⇒みみ【耳】

みみ‐がね【耳金】🔗🔉

みみ‐がね耳金】 ①金属製の耳飾り。推古紀「―の端无きが如し」 ②金属でできている、器物などの耳。

みみ‐がね【耳鐘】🔗🔉

みみ‐がね耳鐘】 耳鳴りがすること。浮世草子、好色産毛「今に―打つ心地」 ○耳が早いみみがはやい 聴覚が鋭敏である。うわさなどを早く聞きつける。 ⇒みみ【耳】

みみ‐きき【耳利き】🔗🔉

みみ‐きき耳利き】 ①耳のよく聞こえること。特に、うわさなどをすばやく聞き出すこと。また、その人。源平盛衰記1「たとひ京中の―のためなりとも」 ②(→)耳巧者みみごうしゃに同じ。 ○耳聞くみみきく 耳が聞こえる。栄華物語御裳着「耳聞かぬ者はえ聞かねども光をたづねて参り」 ⇒みみ【耳】

みみ‐ぐけ【耳絎】🔗🔉

みみ‐ぐけ耳絎】 裁縫で、布の耳を裏の方へ折り返し、針目を表に一針、裏に二針出してくけること。

みみ‐くさり【耳鎖・璫】🔗🔉

みみ‐くさり耳鎖・璫】 耳たぶに貫いて飾りとするくさり。〈倭名類聚鈔14

みみ‐くじり【耳抉り】🔗🔉

みみ‐くじり耳抉り】 ①みみかき。 ②東北地方で、5月5日に牛尾菜しおでをとって耳をくじる真似をする習俗。耳がよく聞こえるようになるとする。

みみ‐くせ【耳癖】🔗🔉

みみ‐くせ耳癖】 聞きなれた声。聞きなれた言い癖。狭衣物語2「聞き分くべうもなく独りごち給ふを、中納言の典侍すけの―にや」

広辞苑 ページ 18970