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むらさき‐ごうし【紫格子】‥ガウ‥🔗🔉

むらさき‐ごうし紫格子‥ガウ‥ 紫の地に格子のかたちを染めたもの。 ⇒むらさき【紫】

むらさき‐ごし【紫腰】🔗🔉

むらさき‐ごし紫腰】 蹴鞠けまりの技の免許の印として、宗家から着用することを許される紫色の袴。また、その許しのこと。総紫・裾紫の別がある。 ⇒むらさき【紫】

むらさき‐しきぶ【紫式部】🔗🔉

むらさき‐しきぶ紫式部】 クマツヅラ科の落葉低木。高さ約3メートル。夏、葉のつけ根に淡紫色の小花を開き、秋に球形・紫色の美しい液果を付ける。山地に自生、観賞用にも栽培。実紫みむらさき。漢名、紫珠。〈[季]秋〉。(人名別項) ムラサキシキブ 撮影:関戸 勇 ⇒むらさき【紫】

むらさき‐しきぶ【紫式部】🔗🔉

むらさき‐しきぶ紫式部】 平安中期の女房。藤原為時の女むすめ。女房名、藤式部、のち紫式部。源氏物語の「紫の上」と父の官位「式部丞」による名という説が有力。藤原宣孝のぶたかに嫁したが、まもなく死別。のち上東門院(一条天皇の中宮彰子)に仕え、その間、道長ほか殿上人から重んじられた。中古三十六歌仙の一人。著作は「源氏物語」のほか、「紫式部日記」「紫式部集」など。生没年未詳。 →作品:『源氏物語』 →作品:『紫式部日記』 ⇒むらさきしきぶ‐にっき【紫式部日記】 ⇒むらさきしきぶにっき‐えまき【紫式部日記絵巻】

むらさきしきぶ‐にっき【紫式部日記】🔗🔉

むらさきしきぶ‐にっき紫式部日記】 日記。2巻。紫式部が一条天皇の中宮彰子に宮仕えした寛弘5年(1008)秋から同7年正月に至る約1年半の間の見聞・感想の書留めで、皇子降誕、五節、賀茂祭、女房の品評、自叙伝、処世観などから成り、消息文と見られるものを含む。 →文献資料[紫式部日記] ⇒むらさき‐しきぶ【紫式部】

むらさきしきぶにっき‐えまき【紫式部日記絵巻】‥ヱ‥🔗🔉

むらさきしきぶにっき‐えまき紫式部日記絵巻‥ヱ‥ 紫式部日記の各節を美しい料紙に書写し、濃彩の作り絵を加えた絵巻。鎌倉中期の作。全10巻と推定されるうち現存4巻。絵・詞各24段が残る。 ⇒むらさき‐しきぶ【紫式部】

広辞苑 ページ 19234