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ものいみ‐の‐ふだ【物忌の札】🔗🔉

ものいみ‐の‐ふだ物忌の札(→)物忌4に同じ。 ⇒もの‐いみ【物忌】

もの‐いり【物入り】🔗🔉

もの‐いり物入り】 費用のかかること。出費。「今月は―だった」「―な年の瀬」

もの‐いれ【物入れ】🔗🔉

もの‐いれ物入れ】 物を入れておくところ。雑物をいれる袋や箱。また、旧軍隊でポケットのこと。

もの‐いろい【物弄い】‥イロヒ🔗🔉

もの‐いろい物弄い‥イロヒ でしゃばること。口をさしはさむこと。一遍上人語録「なまざかしからで、―を停止ちょうじして、一向に念仏申す」

もの‐いわい【物祝い】‥イハヒ🔗🔉

もの‐いわい物祝い‥イハヒ 物事のいわい。いわいごと。縁起をかつぐこと。また、その人。 ○物言わぬ花ものいわぬはな 「物言う花」に対し、自然の草木の花の称。重之集「鶯の声に呼ばれてうち来れば―も人招きけり」 ⇒もの‐い・う【物言う】

もの‐う【物憂】🔗🔉

もの‐う物憂】 (形容詞「ものうし」の語幹)物憂いこと。源氏物語宿木「―ながらすこしゐざり出でて対面し給へり」

もの‐う・い【物憂い・懶い】🔗🔉

もの‐う・い物憂い・懶い】 〔形〕[文]ものう・し(ク) ①心がはれやかでない。何となく気がすすまない。源氏物語宿木「何事も浅くなりにたる世は―・しや」。「―・い雨の日曜」 ②つらい。源氏物語槿「内裏うちより外のありきは―・きほどになりにけりや」

もの‐うじ【物倦じ】🔗🔉

もの‐うじ物倦じ】 物にあきること。はかなむこと。がっかりすること。ものうんじ。源氏物語玉鬘「哀れと思ひし人の―して、はかなき山里に隠れゐにけるを」

もの‐うち【物打】🔗🔉

もの‐うち物打】 太刀などで物を打ち切る時、その物に触れる所、すなわち切先きっさきから鎺本はばきもとへ向かって刀身が広がり始めるあたりの所。切先三寸の所。物切り所。打ち所。→刀(図)

広辞苑 ページ 19557