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うめ‐あな【埋め穴】🔗🔉

うめ‐あな埋め穴】 ①物を埋めるための穴。浄瑠璃、井筒業平河内通「死骸をすぐによい―と、井戸へすつぷり」 ②補償すべき欠損。

うめ‐あわせ【埋め合せ】‥アハセ🔗🔉

うめ‐あわせ埋め合せ‥アハセ うめあわせること。つぐない。「この―はきっといたします」

うめ‐あわ・せる【埋め合わせる】‥アハセル🔗🔉

うめ‐あわ・せる埋め合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]うめあは・す(下二) ①欠けたところを補う。〈日葡辞書〉 ②損失を他の物で補う。

うめおうまる【梅王丸】‥ワウ‥🔗🔉

うめおうまる梅王丸‥ワウ‥ 浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」に登場する三つ子の兄弟の一人で松王丸の弟、桜丸の兄。菅丞相かんしょうじょうの舎人とねり。松王丸が藤原時平の臣となったのを憤り、松王丸と争う。のち道真の配所にゆく。梅王。

うめ‐が‐え【梅枝】🔗🔉

うめ‐が‐え梅枝】 梅の枝。万葉集10「―に鳴きてうつろふ鶯の」 ⇒うめがえ‐でんぶ【梅枝田麩】

うめがえ【梅枝】🔗🔉

うめがえ梅枝】 ①源氏物語の巻名。 ②催馬楽さいばらの曲名。 ③能。天王寺の楽人に討たれた住吉の楽人の妻の悲しみを描く。 ④箏曲。組歌。八橋検校作曲。表組おもてぐみ。「千鳥の曲」「嵐の曲」とも。

うめ‐がえし【梅返し】‥ガヘシ🔗🔉

うめ‐がえし梅返し‥ガヘシ おもに羽織の裏地に用いる紅梅色の染物。元禄(1688〜1704)頃行われた。

うめがえ‐でんぶ【梅枝田麩】🔗🔉

うめがえ‐でんぶ梅枝田麩】 きざみ鯣するめに、梅肉少量と麻の実、山椒の粉を少し入れ、酒と醤油とで煮て、鰹節の粉末とまぜてさらに煮つめたもの。梅香うめがか⇒うめ‐が‐え【梅枝】

広辞苑 ページ 1958