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うめがさ‐そう【梅笠草】‥サウ🔗🔉

うめがさ‐そう梅笠草‥サウ イチヤクソウ科の常緑多年草。東アジアの温帯・亜寒帯に分布し、日本各地の海岸や山地の林内に自生。茎は高さ10〜15センチメートル。長楕円形で短柄の葉を各節に2〜3枚ずつつける。初夏、茎頂に長い花茎を直立し、梅に似た白色で5弁状の花を下向きに開く。

うめ‐がさね【梅襲】🔗🔉

うめ‐がさね梅襲】 襲かさねの色目。山科流では、表は濃紅、裏は薄紅。中倍なかべを加える時は紅。

うめ‐がし【埋樫】🔗🔉

うめ‐がし埋樫(→)「滑り木」に同じ。

うめがたに【梅ヶ谷】🔗🔉

うめがたに梅ヶ谷】 ①(初代)第15代横綱。福岡梅ヶ谷の人。本名、小江藤太郎。1884年(明治17)横綱。翌年引退。(1845〜1928) ②(2代)第20代横綱。初代の養子。富山県の人。本名、小江音次郎。1903年(明治36)横綱。常陸山と人気を二分した。15年(大正4)引退。(1878〜1927)

うめがわ【梅川】‥ガハ🔗🔉

うめがわ梅川‥ガハ ①浄瑠璃「冥途の飛脚」、歌舞伎「恋飛脚大和往来」の女主人公の名。 ②「冥途の飛脚」下巻、梅川と忠兵衛の道行に取材した三味線音楽の通称。宮薗「道行相合炬燵」、清元「道行故郷の春雨」、常磐津「道行情の三度笠」、新内「新口村にのくちむら」など。 →文献資料[冥途の飛脚] ⇒うめがわ‐ちゅうべえ【梅川忠兵衛】

うめがわ‐ちゅうべえ【梅川忠兵衛】‥ガハ‥ヱ🔗🔉

うめがわ‐ちゅうべえ梅川忠兵衛‥ガハ‥ヱ ①「冥途の飛脚」の二人の主人公。 ②梅川と忠兵衛の情話に取材した三味線音楽の系統。多く「梅川」と通称。 ⇒うめがわ【梅川】

うめき【呻き】🔗🔉

うめき呻き】 うめくこと。うなること。また、その声。「―を洩らす」

うめ‐き【埋木】🔗🔉

うめ‐き埋木】 ①材木などの隙間に木をうめてつくろうこと。また、その木。 ②(→)入木いれき1に同じ。 ⇒うめき‐ざいく【埋木細工】

うめき‐ざいく【埋木細工】🔗🔉

うめき‐ざいく埋木細工(→)寄木細工よせぎざいくに同じ。 ⇒うめ‐き【埋木】 ○梅伐らぬ馬鹿桜伐る馬鹿うめきらぬばかさくらきるばか 「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」に同じ。→桜(成句) ⇒うめ【梅】

広辞苑 ページ 1959