複数辞典一括検索+

もも‐か【百日】🔗🔉

もも‐か百日】 ①ひゃくにち。また、日数の多いこと。万葉集5「―しも行かぬ松浦路まつらじ」 ②子供の生後100日目の日。また、その日の祝い。宇津保物語蔵開下「犬宮の御―にあたりけり」→くいぞめ⇒ももか‐いもい【百日斎】

ももが🔗🔉

ももが ⇒ももんが

ももか‐いもい【百日斎】‥イモヒ🔗🔉

ももか‐いもい百日斎‥イモヒ 100日間、身を浄めて潔斎すること。 ⇒もも‐か【百日】

もも‐かがり【百篝】🔗🔉

もも‐かがり百篝】 稲妻の異称。秘蔵抄「秋の田の穂なみかがやく―」

もも‐からみ【百絡み】🔗🔉

もも‐からみ百絡み】 (網などの)幾筋となくからんでいること。

もも‐かわ【楊梅皮・桃皮】‥カハ🔗🔉

もも‐かわ楊梅皮・桃皮‥カハ ヤマモモの樹皮。その煎じ汁を薬用または染料とする。しぶき。ようばいひ。

もも‐き【肫・鳥臓】🔗🔉

もも‐き肫・鳥臓】 (古くはモモギとも)鳥の内臓。ももげ。むむき。もむき。〈類聚名義抄〉

もも‐き【百木】🔗🔉

もも‐き百木】 多くの木。万葉集6「―茂り山は木高し」

もも‐きね【百岐年】🔗🔉

もも‐きね百岐年】 〔枕〕 「みの(美濃)」にかかる。かかり方未詳。

もも‐くさ【百草】🔗🔉

もも‐くさ百草】 ①種々の草。千草ちぐさ。古今和歌集「―の花の紐とく秋の野に」 ②松の異称。(藻塩草)

もも‐くさ【百種】🔗🔉

もも‐くさ百種】 多くの種類。くさぐさ。さまざま。万葉集8「―の言そこもれる」

もも‐くま【百隈】🔗🔉

もも‐くま百隈】 多くの曲りかど。万葉集20「―の道は来にしを」 ○桃栗三年柿八年ももくりさんねんかきはちねん 芽生えの時から、桃と栗とは3年、柿は8年たてば実を結ぶ意。どんなものにも相応の年数があるということ。 ⇒もも【桃】

もも‐げ【肫・鳥臓】🔗🔉

もも‐げ肫・鳥臓(→)「ももき」に同じ。〈日葡辞書〉

ももこえ‐どり【百声鳥】‥コヱ‥🔗🔉

ももこえ‐どり百声鳥‥コヱ‥ ホトトギスの異称。(藻塩草)

もも‐さえずり【百囀り】‥サヘヅリ🔗🔉

もも‐さえずり百囀り‥サヘヅリ にぎやかにさえずること。永久百首「つれづれと何につけてか慰まん―の鳥なかりせば」

広辞苑 ページ 19601