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やつか‐はぎ【八束脛】🔗🔉

やつか‐はぎ八束脛】 古代伝承に見える足の長い人。先住民を誇張していう。釈日本紀10「越後国風土記に曰はく、美麻紀(崇神)天皇の御世に越国に人あり、八掬脛やつかはぎと名づく」 ⇒や‐つか【八束・八握】

やつか‐ひげ【八束鬚】🔗🔉

やつか‐ひげ八束鬚】 長いひげ。神代紀「―生ひたり」 ⇒や‐つか【八束・八握】

やつか‐ほ【八束穂】🔗🔉

やつか‐ほ八束穂】 長くよくみのった稲の穂。祝詞、祈年祭「―の茂いかし穂に」 ⇒や‐つか【八束・八握】

やつかみずおみつの‐の‐みこと【八束水臣津野命】‥ミヅ‥🔗🔉

やつかみずおみつの‐の‐みこと八束水臣津野命‥ミヅ‥ 出雲風土記に登場し、国引きをする神。

やっか・む🔗🔉

やっか・む 〔自五〕 (関東地方などで)うらやむ。ねたむ。

やつがれ【僕】🔗🔉

やつがれ】 〔代〕 (ヤツコアレ(奴我)の約。古くは清音)自分の謙称。上代は男女に通じて用いた。仁徳紀(前田本)院政期点「僕ヤツカレ不倭みつのうして称かなうに足らず」

やっ‐かん【約款】ヤククワン🔗🔉

やっ‐かん約款ヤククワン 法令・条約・契約などに定められた一つ一つの条項。特に契約についていう。

やっ‐かん【訳官】ヤククワン🔗🔉

やっ‐かん訳官ヤククワン (近世後期の語)通訳または翻訳を業務とする役人。蘭訳梯航「崎陽の―等も漸く其の家業に勉励の心を動かせしかと」→おさ(訳語)

広辞苑 ページ 19784