複数辞典一括検索+

やま‐つなみ【山津波・山津浪】🔗🔉

やま‐つなみ山津波・山津浪】 山崩れの大規模なもので、多量の土砂や岩屑が山地から急激に押し出すこと。豪雨の後や大地震などで起こりやすい。→土石流

やま‐つばき【山椿】🔗🔉

やま‐つばき山椿】 山に生えている椿。野生の椿。やぶつばき。〈[季]春〉。万葉集7「あしひきの―咲く八峰やつお越え」

やま‐つ‐み【山祇・山神】🔗🔉

やま‐つ‐み山祇・山神】 山の霊。山の神。万葉集1「たたなづく青垣山―の」

やま‐づみ【山積み】🔗🔉

やま‐づみ山積み】 山のようにいっぱいに積むこと。積んであること。また、問題・仕事などがたくさんたまること。さんせき。「商品を―にする」

やま‐づら【山面】🔗🔉

やま‐づら山面】 山の斜面。山の表面。一説に、山に連なる場所。源氏物語順集「蘭らにも枯れ菊も枯れにし秋の野の萌えにけるかな佐保の―」

やま‐て【山手】🔗🔉

やま‐て山手】 ①山に接近している方。↔海手。→山の手。 ②中世、陸路の要地に設けた関所で徴収した通行税。関銭。↔川手。 ③江戸時代、薪たきぎや秣まぐさなど山の収益に応じて村から納めた税。山手米。山手永。

やま‐でら【山寺】🔗🔉

やま‐でら山寺】 ①山の中にある寺。 ②立石寺りっしゃくじの俗称。

やま‐てん【夜摩天・耶摩天】🔗🔉

やま‐てん夜摩天・耶摩天】 〔仏〕 ①(梵語Yāma)欲界六天の第3。この天では、よく時分を知って五欲の楽を受け、寿命は2000歳、その一昼夜は人間界の200年に相当するという。炎天。 ②閻魔王の異称。

やま‐と【山人】🔗🔉

やま‐と山人】 ①(関西・四国地方で)山で働く人。きこり。 ②(九州地方で)狩人。 ⇒やまと‐ことば【山人言葉】

やま‐と【山処】🔗🔉

やま‐と山処】 (トはところの意という)山のあるあたり。山。古事記「―の一本薄ひともとすすき

やまと【山登】🔗🔉

やまと山登】 山田流箏曲の家柄の一つ。 ⇒やまと‐けんぎょう【山登検校】

やまと【大和・倭】🔗🔉

やまと大和・倭】 (「山処やまと」の意か) ①旧国名。今の奈良県の管轄。もと、天理市付近の地名から起こる。初め「倭」と書いたが、元明天皇のとき国名に2字を用いることが定められ、「倭」に通じる「和」に「大」の字を冠して大和とし、また「大倭」とも書いた。和州。景行紀「伊勢より―に還りて」 ②日本国の異称。おおやまと。万葉集19「そらみつ―の国は水の上は地つち行くごとく船の上は床にをるごと大神の鎮むる国そ」 ③唐からに対して、日本特有の事物に冠する語。「―言葉」「―絵」 ④沖縄で、日本本土を指していう語。 ⑤(「大和」と書く)神奈川県中部、相模原台地東端の市。もと大山街道の宿駅。第二次大戦後、自動車・電機の大工場が立地し、近年住宅地化が進む。人口22万1千。 ⑥旧日本海軍最大の戦艦。基準排水量6万4000トン、口径46センチメートル砲9門。1941年竣工、45年4月、米空母機の攻撃により徳之島西方で沈没。同型艦に武蔵がある。 ⑦〔建〕大和打の戸。 ⇒やまと‐アルプス【大和アルプス】 ⇒やまと‐いも【大和芋】 ⇒やまと‐いわな【大和岩魚】 ⇒やまと‐うた【大和歌・倭歌】 ⇒やまと‐うち【大和打】 ⇒やまと‐うつぼ【大和靫】 ⇒やまと‐え【大和絵・倭絵】 ⇒やまと‐えし【大和絵師】 ⇒やまと‐おおじ【大和大路】 ⇒やまと‐おり【大和織】 ⇒やまと‐かいれい【大和海嶺】 ⇒やまと‐がかり【大和掛】 ⇒やまと‐かき【大和掻】 ⇒やまと‐がき【大和柿】 ⇒やまと‐がく【大和楽】 ⇒やまと‐がすり【大和絣】 ⇒やまと‐かたかなはんせつぎげ【倭片仮字反切義解】 ⇒やまと‐かつらぎほうざんき【大和葛城宝山記】 ⇒やまと‐がな【大和仮名】 ⇒やまと‐かぬち【倭鍛冶】 ⇒やまと‐がわ【大和川】 ⇒やまと‐かわち‐の‐ふひと【東西史】 ⇒やまと‐ぐさ【大和草】 ⇒やまと‐ぐら【大和鞍・倭鞍】 ⇒やまと‐ごえ【倭音・和音】 ⇒やまと‐こおりやま【大和郡山】 ⇒やまと‐ごきぶり【大和蜚蠊】 ⇒やまと‐ごころ【大和心】 ⇒やまと‐ごたつ【大和火燵】 ⇒やまと‐こっか【大和国家】 ⇒やまと‐ごと【大和琴・倭琴】 ⇒やまと‐ことのは【大和言の葉】 ⇒やまと‐ことば【大和言葉】 ⇒やまと‐さるがく【大和猿楽】 ⇒やまと‐さんざん【大和三山】 ⇒やまと‐じ【大和路】 ⇒やまと‐しじみ【大和蜆】 ⇒やまと‐じだい【大和時代】 ⇒やまと‐しまね【大和島根】 ⇒やまと‐せいけん【大和政権】 ⇒やまと‐そう【大和相】 ⇒やまと‐ぞっくん【大和俗訓】 ⇒やまと‐たかだ【大和高田】 ⇒やまと‐だましい【大和魂】 ⇒やまと‐ちょうてい【大和朝廷】 ⇒やまと‐つかい【大和使】 ⇒やまと‐でん【大和伝】 ⇒やまと‐とじ【大和綴じ】 ⇒やまと‐な【大和名】 ⇒やまと‐なでしこ【大和撫子】 ⇒やまと‐に【大和煮】 ⇒やまと‐にしき【大和錦】 ⇒やまと‐ねこ【倭根子】 ⇒やまと‐の‐あやのあたい【東漢直】 ⇒やまと‐ひょうぐ【大和表具】 ⇒やまと‐ひょうそう【大和表装】 ⇒やまと‐ぶえ【和笛・大和笛】 ⇒やまと‐ぶき【大和葺】 ⇒やまと‐ぶみ【大和文】 ⇒やまと‐ぶろ【大和風炉】 ⇒やまと‐べい【大和塀】 ⇒やまと‐ほんぞう【大和本草】 ⇒やまと‐まい【大和舞・倭舞】 ⇒やまと‐まど【大和窓】 ⇒やまと‐みこと【大和御言】 ⇒やまと‐みんぞく【大和民族】 ⇒やまと‐むね【大和棟】 ⇒やまと‐め【大和目】 ⇒やまと‐もじ【大和文字】 ⇒やまと‐もの【大和物】 ⇒やまと‐ものがたり【大和物語】 ⇒やまと‐や【大和屋】 ⇒やまと‐よざ【大和四座】 ⇒やまと‐よみ【大和訓】

広辞苑 ページ 19866