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ゆら‐ら🔗🔉

ゆら‐ら 玉などが触れあって鳴るさま。万葉集13「手にまける玉も―に」

ゆらり🔗🔉

ゆらり ①物がゆっくりと大きくゆれ動くさま。 ②軽く身を動かすさま。ひらり。平家物語11「みかたの船の二丈ばかり退いたりけるに、―ととび乗り給ひぬ」 ③ゆとりがあってゆったりしているさま。「―と参ろう」 ⇒ゆらり‐ゆらり

ゆらり‐ゆらり🔗🔉

ゆらり‐ゆらり ①ゆったりとゆれ動くさま。 ②いそがないさま。ゆらゆら。 ⇒ゆらり

ゆらん‐かん【輸卵管】‥クワン🔗🔉

ゆらん‐かん輸卵管‥クワン (→)卵管に同じ。

ゆり【後】🔗🔉

ゆり】 のち。あと。万葉集8「―とし云はば不欲いなとふに似む」

ゆり【淘】🔗🔉

ゆり⇒ゆら

ゆり【揺り】🔗🔉

ゆり揺り】 ①ゆれること。ゆすぶること。ゆれ。 ②巫女みこが死霊の口寄せをする時の具。 ③日本音楽で、一つの音を延ばして細かく上げ下げする技法、また、その音。声楽にも器楽にも用いる。略して「ゆ」ともいう。 ⇒揺りに上ぐ

ゆり【百合】🔗🔉

ゆり百合】 (「揺り」の意か) ①ユリ科ユリ属植物の総称。北半球の温帯に約60種。多年草。葉は線状または披針形で、平行脈。花は両性で大きくラッパ形、花被片は内外各3枚で、大きく反曲する種もある。雄しべに丁字形の葯やくがある。花が美しく芳香があり、園芸品種も多い。鱗茎は球形、白・黄・紫色などで時に食用。ヤマユリ・スカシユリ・テッポウユリ・カノコユリなど。英名、リリー(lily)。〈[季]夏〉。皇極紀「―の花を献たてまつれり」→百合科。 ②襲かさねの色目。表は赤、裏は朽葉くちば。(桃華蘂葉)

ゆり【由利】🔗🔉

ゆり由利】 姓氏の一つ。 ⇒ゆり‐きみまさ【由利公正】

広辞苑 ページ 20129