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よ‐と【夜音】🔗🔉

よ‐と夜音】 夜、聞こえる物音。万葉集4「梓弓爪つま引く―の遠音とおとにも」

よど【淀・澱】🔗🔉

よど淀・澱】 ①流水のよどむこと。また、よどんだ所。よどみ。万葉集5「松浦川七瀬の―はよどむとも」 ②〔建〕軒先の広小舞ひろこまいの上にある、幅約15センチメートル、厚さ4センチメートルほどの木。淀木よどぎ。淀貫よどぬき→広小舞(図)

よど【淀】🔗🔉

よど】 京都市伏見区の一地区。桂川・宇治川・木津川の合流点にあり、かつては水運の要地として栄えた。江戸時代には永井・松平・稲葉氏などの城下町。 淀 撮影:的場 啓

よ‐とう【夜盗】‥タウ🔗🔉

よ‐とう夜盗‥タウ ①夜間、盗みをする者。夜の盗賊。やとう。〈日葡辞書〉 ②夜盗蛾・夜盗虫の略。 ⇒よとう‐が【夜盗蛾】 ⇒よとう‐むし【夜盗虫】

よ‐とう【与党】‥タウ🔗🔉

よ‐とう与党‥タウ ①同じ主張や目的によって組んだ仲間。徒党。同志。 ②政党政治において、政権を担当している政党。政府党。↔野党

よ‐とう【余党】‥タウ🔗🔉

よ‐とう余党‥タウ 残りの徒党。敗残の徒党。残党。余類。神皇正統記「悉く―を平らげて帰り給ふ」

よ‐どう【与同】🔗🔉

よ‐どう与同】 同意して力を貸すこと。また、仲間に入ること。太平記24「貴寺の―を待つ」

よとう‐が【夜盗蛾】‥タウ‥🔗🔉

よとう‐が夜盗蛾‥タウ‥ ヤガ科のガの一種。成虫は春・秋に発生。全体暗褐色、前翅に多くの黒い条と黒線に囲まれた白色の斑紋とがある。開張4.5〜5センチメートル。幼虫は夜盗虫。また俗に、この種と近縁の種も含めていう。やとうが。 ⇒よ‐とう【夜盗】

よとう‐の‐つみ【余桃の罪】‥タウ‥🔗🔉

よとう‐の‐つみ余桃の罪‥タウ‥ [韓非子説難](衛の弥子瑕びしかは、自分の食べかけの桃を分けて喜ばれるほど衛君に愛されていたが、容色衰えてから、そのことを理由に罪せられたという故事から)君寵の頼みがたいことにたとえていう語。

よとう‐むし【夜盗虫】‥タウ‥🔗🔉

よとう‐むし夜盗虫‥タウ‥ ヨトウガの類の幼虫。暗褐色の中形のいもむしで、昼間は多く土中に隠れ、夜出て野菜類を食害する。よとう。やとうむし。〈[季]夏〉 よとうむし 撮影:海野和男 ⇒よ‐とう【夜盗】

広辞苑 ページ 20325