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よ‐どまり【夜泊り】🔗⭐🔉
よ‐どまり【夜泊り】
夜、外泊すること。〈日葡辞書〉
よどみ【淀・澱】🔗⭐🔉
よどみ【淀・澱】
①水が流れないでたまっていること。また、その所。源氏物語若紫「滝の―もまさりて、音高う聞ゆ」。方丈記「―に浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて」
②事がすらすらと進まないこと。浄瑠璃、源氏烏帽子折「弁舌に―なくそれぞれに答へしは潔くこそ聞えけれ」
③液体の下方に沈んでたまったもの。
よど・む【淀む・澱む】🔗⭐🔉
よど・む【淀む・澱む】
〔自五〕
①流れる水がとどこおってとまる。万葉集7「絶えず行く明日香の川の―・めらば故しもあるごと人の見まくに」
②事がすらすらと進まない。万葉集11「玉藻刈る井堤いでの柵しがらみ薄みかも恋の―・める吾が心かも」。「言葉が―・む」
③ためらう。万葉集5「松浦川七瀬の淀はよどむとも我は―・まず君をし待たむ」
④水底に沈んでたまる。沈殿する。「水あかが―・む」
⑤とまって動かない。「空気が―・んでいる」
よどや【淀屋】🔗⭐🔉
よどや【淀屋】
江戸時代の大坂の豪商。本姓、岡本。初め材木商、のちに糸割符いとわっぷの権利を獲得し、諸大名の蔵元となる。
⇒よどや‐がわ【淀屋革】
⇒よどや‐たつごろう【淀屋辰五郎】
よどや‐がわ【淀屋革】‥ガハ🔗⭐🔉
よどや‐がわ【淀屋革】‥ガハ
(淀屋2代言当个庵こあん(1576〜1643)が舶来の品を珍蔵したからいう)苔のように青漆で紋を摺った革。極印で模様を打ち出し、黒漆で括染くくりぞめにしたもの。
⇒よどや【淀屋】
よどや‐たつごろう【淀屋辰五郎】‥ラウ🔗⭐🔉
よどや‐たつごろう【淀屋辰五郎】‥ラウ
江戸中期の大坂の豪商。淀屋5代広当。通称、三郎右衛門。豪奢を極め、茨木屋の遊女玉菊(一説に吾妻)のために家産を傾け、1705年(宝永2)闕所けっしょ(財産没収・追放)の処分を受けたという。小説・浄瑠璃・歌舞伎などの素材となる。( 〜1717)
⇒よどや【淀屋】
よ‐とり【世取】🔗⭐🔉
よ‐とり【世取】
あととり。よつぎ。相続人。後嗣。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「千三百石の―」
広辞苑 ページ 20328。