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ヨルダン【Jordan】🔗🔉

ヨルダンJordan】 ①西アジア、パレスチナにある川。シリアのヘルモン山の西斜面に発源、南流して死海に注ぐ。長さ約320キロメートル。イエスがここで洗礼を受けた。 ②アラビア半島北西部の王国。第一次大戦後オスマン帝国領からイギリス委任統治領、1923年トランス‐ヨルダン首長国となり、46年独立。48年ヨルダン川西岸地域を併合し、翌年ヨルダン‐ハシェミット王国と改称。67年中東戦争後、イスラエルが西岸地域を占領。住民は主にイスラム教徒で、アラビア語を使用。面積9万8000平方キロメートル。人口535万(2004)。首都アンマン。→パレスチナ→西アジア(図) ローマ劇場(アンマン) 撮影:田沼武能 ○寄ると触るとよるとさわると 一緒に寄り集まると必ずといっていいほどに。折さえあれば。寄れば触れば。「―その話でもちきり」 ⇒よ・る【寄る・凭る・頼る】 ○寄る年波には勝てぬよるとしなみにはかてぬ 人は、年を取ることからは逃れられない。 ⇒よ・る【寄る・凭る・頼る】

よる‐の‐あき【夜の秋】🔗🔉

よる‐の‐あき夜の秋】 晩夏の候に、夜だけ秋めいた気配のあること。〈[季]夏〉

よる‐の‐おとど【夜の御殿】🔗🔉

よる‐の‐おとど夜の御殿】 清涼殿内の天皇の寝所。昼御座ひのおましの北、朝餉間あさがれいのまの東、二間ふたまの西にある。よんのおとど。枕草子82「―に入らせ給ひにけり」→清涼殿(図)

よる‐の‐おまし【夜の御座】🔗🔉

よる‐の‐おまし夜の御座】 ①(→)「夜の御殿おとどに同じ。栄華物語鳥辺野「上はやがてそのままにものものたまはせで、―に入らせ給ひて」 ②貴人の夜具。

よる‐の‐おんな【夜の女】‥ヲンナ🔗🔉

よる‐の‐おんな夜の女‥ヲンナ 夜、街角で客をさそう売春婦。街娼。

よる‐の‐ころも【夜の衣】🔗🔉

よる‐の‐ころも夜の衣】 夜寝る時の着物。ねまき。 ⇒夜の衣を返す ○夜の衣を返すよるのころもをかえす 夜の衣を裏返しに着て寝る。恋しい人に夢で会えると信じられた。古今和歌集「いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣を返してぞ着る」 ⇒よる‐の‐ころも【夜の衣】

広辞苑 ページ 20381