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えい【影】🔗🔉

えい】 (呉音はヨウ)影像えいぞうの略。肖像画。絵姿。古今著聞集11「北面、下臈、御随身などの―を」

えい【叡】🔗🔉

えい】 天子の事柄に冠する尊敬語。「―覧」

えい【穎】🔗🔉

えい】 ①イネ科植物の小穂の基部にある鱗片状の小片。内側から護穎・内穎・包穎(通常二つある)と言い、かつては包穎のみを指したこともあった。 ②稲の穂先。律令制の田租は穎稲(稲の穂)で納める規定になっていた。 ③錐きり・筆の穂先。

えい【衛】ヱイ🔗🔉

えいヱイ 春秋時代、列国の一つ。周の武王の弟康叔を祖とする。今の河北省西南部から河南省北部にわたる地。初め朝歌(河南省)に都し、後しばしば遷都。君角の時、秦の始皇帝に滅ぼされた。( 〜前221)

えい【嬰】🔗🔉

えい】 (sharp)音楽で、音の高さを本位音より半音高くすることを示す語。↔変。→嬰記号

えい【翳】🔗🔉

えい】 さしは。きぬがさ。

えい【纓】🔗🔉

えい】 ①冠の付属具。中世以降は羅や紗の縁に芯をつけ漆を塗って製し、冠の後に垂れる。立纓りゅうえい・垂纓・巻纓けんえい・細纓・縄纓なわえいなどの種類がある。もと巾子こじの根を締めた紐のあまりを、背後に垂れ下げたもののなごり。 纓 垂纓 立纓 巻纓 細纓 縄纓 ②冠が脱げないように顎の下で結ぶ紐。

え・い【良い・好い】🔗🔉

え・い良い・好い】 〔形〕 (「えし」の口語形)よい。狂言、貰聟「おう、したら―・いわ」

えい🔗🔉

えい 〔感〕 ①力をこめた時に発する掛け声。「―と投げ倒す」 ②応答の声。宇治拾遺物語1「―といらへたりければ」 ③呼びかけ、相手に念を押す時に発する声。狂言、末広がり「―、戻つたか」。源平盛衰記6「見参に入らずと言へ、―」 ④感動したり、驚いたり、いらいらしたりした時に発する声。浄瑠璃、平家女護島「―、昔の世が世ならば斯る無念は聞くまいもの」。「―、どうにでもなれ」 ⑤はやしことばとして用いる。淋敷座之慰「松は緑にて―、よはひは君がためしかな」

広辞苑 ページ 2088