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ろく‐じょう【鹿茸】🔗🔉

ろく‐じょう鹿茸】 鹿の袋角ふくろづの。補精強壮薬とする。徒然草「―を鼻にあてて嗅ぐべからず。小さき虫ありて、鼻より入りて脳を食むといへり」

ろくじょうえいそう【六帖詠草】‥デフ‥サウ🔗🔉

ろくじょうえいそう六帖詠草‥デフ‥サウ 歌集。小沢蘆庵作。7巻7冊。1811年(文化8)刊。約1950首。書名は古今和歌六帖に因む。

ろくじょう‐がわら【六条河原】‥デウガハラ🔗🔉

ろくじょう‐がわら六条河原‥デウガハラ 京都六条通の東端の鴨川の河原。中世、罪人などの斬首・梟首きょうしゅが行われた。太平記26「正行が首を―に曝さらされぬと思しめされ候と」 ⇒ろくじょう【六条】

ろくじょう‐け【六条家】‥デウ‥🔗🔉

ろくじょう‐け六条家‥デウ‥ 平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌の家筋。藤原(六条)顕季に起こり、顕輔・清輔・顕昭けんしょうらが大いに活躍。俊成(御子左みこひだり家・二条家)の幽玄の歌風に対して趣向を重んじ、むしろ考証訓詁の学的方面に力を注いだ。南北朝中期に断絶。

ろくしょう‐じ【六勝寺】🔗🔉

ろくしょう‐じ六勝寺】 平安末頃、京都東山岡崎付近に建てられた皇室の御願寺の総称。法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺の6カ寺で、いずれも「勝」の字を帯びていたからいう。承久・応仁の乱によってすべて廃滅。りくしょうじ。

ろくじょう‐てんのう【六条天皇】‥デウ‥ワウ🔗🔉

ろくじょう‐てんのう六条天皇‥デウ‥ワウ 平安末期の天皇。二条天皇の第2皇子。名は順仁のぶひと。2歳で即位、高倉天皇に譲位。(在位1165〜1168)(1164〜1176)→天皇(表)

ろくじょう‐どうふ【六条豆腐】‥デウ‥🔗🔉

ろくじょう‐どうふ六条豆腐‥デウ‥ (京都六条の人が初めて製したからという)乾豆腐の一種。豆腐に塩をまぶし天日で乾燥したもの。かんなで削って吸物の実や酢の物に使う。山形県の特産。精進節。六浄豆腐。鹿茸豆腐。 ⇒ろくじょう【六条】

広辞苑 ページ 21016