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わかり【分り】🔗🔉

わかり分り】 わかること。さとること。のみこみ。会得えとく。了解。「―がはやい」

わ‐がり【我許】🔗🔉

わ‐がり我許】 自分の居るところ。私のもと。万葉集8「こよひか君が―来まさむ」

わかり‐き・る【分かり切る】🔗🔉

わかり‐き・る分かり切る】 〔自五〕 道理・事情などが十分に明らかになる。すっかり承知する。「駄目なのははじめから―・っている」「―・った事」

わかり‐やす・い【分かり易い】🔗🔉

わかり‐やす・い分かり易い】 〔形〕[文]わかりやす・し(ク) 理解するのが簡単である。また、見つけるのがたやすい。「―・い場所にある」

わか・る【分かる・別る・判る・解る】🔗🔉

わか・る分かる・別る・判る・解る】 [一]〔自五〕 ①きっぱりと離れる。別々になる。万葉集4「衣手の―・るこよひゆ妹も吾も甚いたく恋ひむな逢ふ由をなみ」。日葡辞書「トウザイニワカル」「エケレジヤノサカラメントスハ、ナナツニワカル」 ②事の筋道がはっきりする。了解される。合点がゆく。理解できる。狂言、鍋八撥「これでは理非が―・らぬ」。「よその言葉が―・らない」「文学が―・る」 ③明らかになる。判明する。「試験の結果が―・る」「犯人が―・る」 ④世情に通じて頑固なことを言わない。「話の―・った人だ」 [二]〔自下二〕 ⇒わかれる(下一)

わかれ【別れ・分れ】🔗🔉

わかれ別れ・分れ】 ①わかれること。はなれること。離別。万葉集15「夢いめのごと道の空路そらじに―する君」 ②死にわかれ・生きわかれなど、離れて再び逢えないようになること。源氏物語桐壺「よろしきことにだに、かかる―の悲しからぬはなきわざなるを」 ③いとまを告げること。いとまごい。訣別けつべつ。春雨物語「せばき物衣からげまとひて、―を告ぐ」 ④わかれ出たもの。えだ。傍系。「藤氏の―」 ◇1〜3には「別れ」、4には「分れ」を使うのが普通。 ⇒わかれ‐ぎわ【別れ際】 ⇒わかれ‐ごと【別れ言】 ⇒わかれ‐ざま【別れ方】 ⇒わかれ‐じ【別れ路】 ⇒わかれ‐しな【別れしな】 ⇒わかれ‐じも【別れ霜】 ⇒わかれ‐の‐おみき【別れの御酒】 ⇒わかれ‐の‐くし【別れの櫛】 ⇒わかれ‐の‐そで【別れの袖】 ⇒わかれ‐の‐とこ【別れの床】 ⇒わかれ‐ばなし【別れ話】 ⇒わかれ‐みち【別れ路・別れ道】 ⇒わかれ‐め【分れ目】 ⇒わかれ‐や【分れ家】 ⇒わかれ‐わかれ【別れ別れ】

広辞苑 ページ 21126