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え‐しゃく【会釈】ヱ‥🔗🔉

え‐しゃく会釈ヱ‥ ①〔仏〕和会わえ通釈の意。前後相違して見える内容を、互いに照合し、意義の通じるようにすること。会通えつう。 ②前後の事情をのみこんで理会すること。無名抄「大納言の、其の心を―せらるるにや」 ③相手の心をおしはかって応対すること。応接のもてなし。源平盛衰記26「入道の弔ひ、当座の―とおぼえたり」 ④おもいやり。おもいやりのある顔。あいきょう。浜松中納言物語1「人の心の情なく―少なき所」。「遠慮―なく」 ⑤にこやかにうなずくこと。軽く首を垂れて一礼すること。あいさつ。おじぎ。古今著聞集9「車に乗られける所へ進みよりて―せられけり」。「―をかわす」「―して席につく」

えしゃ‐じょうり【会者定離】ヱ‥ヂヤウ‥🔗🔉

えしゃ‐じょうり会者定離ヱ‥ヂヤウ‥ 〔仏〕この世は無常で、会うものは必ず離れる運命にあるということ。しばしば「生者必滅」と対で使われる。平家物語10「生者必滅―は浮世のならひにて候」

エシャロット【échalote フランス】🔗🔉

エシャロットéchalote フランス】 ユリ科の多年草。タマネギに似る。丸ごと焼き、肉料理に添えたり、みじん切りにして香味料として用いたりする。日本産のものはラッキョウの一種で、本種とは別。

え‐しゅ【会衆】ヱ‥🔗🔉

え‐しゅ会衆ヱ‥ ①説法または法会に集まった人びと。 ②浄土真宗西本願寺派の集会しゅえの議員をいう。

え‐しょう【依正】‥シヤウ🔗🔉

え‐しょう依正‥シヤウ 〔仏〕過去の行為の結果として受ける依報(環境世界)と正報(心身)。依正二報。

えじょう【懐奘・懐弉】ヱジヤウ🔗🔉

えじょう懐奘・懐弉ヱジヤウ 鎌倉中期の曹洞宗の僧。号は孤雲。藤原氏の出身。天台や南都教学、さらには浄土教や達磨宗の禅をも学んだが、のち道元に師事、永平寺第2世。著「正法眼蔵随聞記」など。(1198〜1280) →文献資料[正法眼蔵随聞記]

広辞苑 ページ 2185