複数辞典一括検索+

鬲 字形🔗🔉

 字形 〔鬲部0画/10画/8215・722F〕 〔音〕レキ・カク(漢) [意味] [一]レキかなえに似るが、三本脚は中空で、この中に水を入れ、上にこしきをのせて蒸すのに用いる器物。 [二]カクへだてる。へだたる。(同)隔。 [解字] 腹部にくびれがある三本脚の蒸し器を描いた象形文字。また、三脚の部分と上部とがしきられていることから、へだたる意を表す。は異体字。

 字形🔗🔉

 字形 〔鬲部0画/10画〕 ⇒鬲

融 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔鬲部6画/16画/常用/4527・4D3B〕 〔音〕ユウ(漢) ユ(呉) 〔訓〕とける・とかす (名)とおる [意味] ①固体が液状になる。とける。とかす。「融解・融合・融点・熔融ようゆう」 ②とけてなめらかになる。 ㋐うちとける。「融和・融然」 ㋑なめらかに通ずる。とおる。「融通ゆうずう・ゆずう・融資・金融」 [解字] もと、虫部10画。形声。「鬲」(=蒸し器)+音符「虫」(=蟲の略体。調和している。平均している)。なべの中でどろどろにとけあう意。一説に、音符「虫」はぬけでる意を示し、蒸し器の中から湯気がぬけて立ちのぼる意とする。 [下ツキ 円融・金融・祝融・溶融

 字形🔗🔉

 字形 〔鬲部7画/17画〕 〔音〕フ(漢) [意味] ①かま。なべ。 ②中国古代のはかり。外側はまるく、内側は四角で、六斗四升入り。 ▷は異体字。

 字形🔗🔉

 字形 〔鬲部8画/18画〕 〔音〕セン(漢) シン(呉)(漢) [意味] 鼎かなえの一種。大釜おおがま

 字形🔗🔉

 字形 〔鬲部9画/19画〕 〔音〕ソウ(漢) [意味] ①高足のかま(=釜)。 ②あつまる。あつめる。ひとまとめにする。 ③申し上げる。すすめる。

広辞苑 ページ 22845