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延喜格】🔗🔉

延喜格】 弘仁格・貞観格の後をうけて、869年(貞観11)から907年(延喜7)に至る格(追加法令)を集めたもの。12巻。藤原時平・紀長谷雄・三善清行らが撰進。908年施行。現存しない。 ⇒えんぎ【延喜】 えんき‐こうべん

延期抗弁】‥カウ‥🔗🔉

延期抗弁‥カウ‥ 請求権の行使を阻止して、一時、履行を拒絶し得る効力を有する抗弁。 ⇒えん‐き【延期】 えんぎ‐しき

延喜式】🔗🔉

延喜式】 ①弘仁式・貞観式の後をうけて編修された律令の施行細則。平安初期の禁中の年中儀式や制度などを漢文で記す。50巻。905年(延喜5)藤原時平・紀長谷雄・三善清行らが勅を受け、時平の没後、忠平が業を継ぎ、927年(延長5)撰進。967年(康保4)施行。 ②かたくるしいことを言う人をあざけっていう語。太平記35「あら見られずの―や」→古文真宝⇒えんぎ【延喜】 えんぎ‐じょう

縁起状】‥ジヤウ🔗🔉

縁起状‥ジヤウ 社寺の草創・由来などを記した文書。縁起。 ⇒えん‐ぎ【縁起】 えんき‐せい

塩基性】🔗🔉

塩基性】 塩基の性質をもつこと。水溶液では、水酸化物イオン濃度が水素イオン濃度より大きいとき(すなわち水素イオン指数がpH>7であるとき)塩基性である。アルカリ性。↔酸性。 ⇒えん‐き【塩基】 えんきせい‐えん

塩基性塩】🔗🔉

塩基性塩】 多価の塩基において、水酸化物イオンや酸化物イオンが完全には中和されずに残っている塩。塩化水酸化マグネシウム(Mg(OH)Cl)、二塩化酸化ジルコニウム(ZrClO)の類。ヒドロキシ塩。↔酸性塩。 ⇒えん‐き【塩基】 えんきせい‐がん

塩基性岩】🔗🔉

塩基性岩】 ケイ酸を比較的少なく(52パーセント以下45パーセント以上)含む火成岩。一般に鉄・マグネシウム・カルシウムなどを比較的多量に含み、色黒く、重い。斑糲はんれい岩・玄武岩の類。基性岩。↔酸性岩。→超塩基性岩⇒えん‐き【塩基】 えんきせい‐さんかぶつ

広辞苑 ページ 2329