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お‐かんせん【御冠船】‥クワン‥🔗🔉

お‐かんせん御冠船‥クワン‥ 中国皇帝の勅書を携えた冊封さくほう使を琉球に運んだ船。1404年から1866年の間、琉球王の代替りごとに来航し、これによって琉球王は正式に琉球国中山王となり、中国との貿易を維持することができた。 ⇒おかんせん‐おどり【御冠船踊】

おかんせん‐おどり【御冠船踊】‥クワン‥ヲドリ🔗🔉

おかんせん‐おどり御冠船踊‥クワン‥ヲドリ 中国の冊封使を歓待するために、琉球の宮廷で催された舞踊。近世中期、玉城朝薫たまぐすくちょうくん創始の組踊など。 ⇒お‐かんせん【御冠船】

お‐かんばん【御看板】🔗🔉

お‐かんばん御看板】 (宮廷語)天皇・皇后が召しあがる料理の品目やつくり方を記した板。

お‐かんむり【御冠】🔗🔉

お‐かんむり御冠】 (「冠をまげる」からという)ふきげんなこと。怒っていること。「すこし―だ」

おきヲキ🔗🔉

おきヲキ (東北地方で)鹿や雉きじを誘い寄せる笛。おぎい。鹿笛。

おき【沖・澳】🔗🔉

おき沖・澳】 ①海・湖などで、岸から遠く離れた所。漁業では、海岸線から離れて水深が3尋ひろ以上の海をいった。「―の小島」 ②田畑・原野の開けた遠い所。 ⇒沖にも付かず磯にも離る ⇒沖を越える

おき【息】🔗🔉

おき】 (上代語。単独の例はない)いき。万葉集20「鳰鳥におどりの―長川は絶えぬとも」

おき【起き】🔗🔉

おき起き】 目がさめること。また、からだを起こすこと。千五百番歌合「けさの―にぞ」

おき【置き】🔗🔉

おき置き】 ①すておくこと。 ②(数量を表す語につけて)それだけずつの間を隔てること。「1日―」 ③浄瑠璃や歌舞伎舞踊の冒頭で、人物の登場や物語の展開に先立って歌われる(語られる)前置き部分。浄瑠璃では「置浄瑠璃」、長唄では「置唄」という。 ⇒置きにする

おき【燠・熾】🔗🔉

おき燠・熾】 ①赤くおこった炭火。おきび。 ②薪まきが燃えて炭のようになったもの。

お‐き【堡】ヲキ🔗🔉

お‐きヲキ (「小城」の意)土や石で造った防御のための城塞。

広辞苑 ページ 2672