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おち【蕓薹】ヲチ🔗🔉

おち蕓薹ヲチ アブラナの古名。〈倭名類聚鈔17

お‐ち【遠・彼方】ヲチ🔗🔉

お‐ち遠・彼方ヲチ (コチ・ソチの対。ヲトトシのヲトと同源か。一説に、海の意を表すワタの母音交替によってできたとする) ①遠い所。遠方。おちかた。源氏物語椎本「川より―に」↔こち。 ②それより以前。遠い昔。拾遺和歌集雑賀「きのふより―をば知らず」 ③それ以後。以外。万葉集15「この頃は恋ひつつもあらむ玉くしげ明けて―よりすべなかるべし」

お‐ち【洿池】ヲ‥🔗🔉

お‐ち洿池ヲ‥ くぼんだ地に水がたまって、池のようになったもの。みずたまり。ためいけ。

お‐ち【御乳】🔗🔉

お‐ち御乳】 「おちのひと」の略。

おち【越智】ヲ‥🔗🔉

おち越智ヲ‥ 姓氏の一つ。 ①中世、伊予の豪族。一族に河野・土居・得能氏などを分出、水軍を構成して海上に勢力を張る。 ②中世、大和南部の豪族。応仁の乱前後、高市郡越智城を中心に力を伸ばす。 ⇒おち‐えつじん【越智越人】

おち🔗🔉

おち 〔接頭〕 (ウチの転という)強調を示す。史記抄「時を待てと口―あいて居つたまででは何時得べきぞ」

おち‐あい【落合い】‥アヒ🔗🔉

おち‐あい落合い‥アヒ ①一つ所で出合うこと。川と川とが合流する所。平家物語7「二つの河の―に」 ②人形浄瑠璃で、一段の結着がついた後に残っている、一齣のまとまった小事件のある語り場。あと。 ⇒おちあい‐みょうと【落合い夫婦】

広辞苑 ページ 2826