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おち‐おち【条条】ヲチヲチ🔗🔉

おち‐おち条条ヲチヲチ 箇条を一つ一つにわけていう場合の語。くだりくだり。かどかど。件々。神代紀「―にして勅みことのりしたまふ」

おち‐おち🔗🔉

おち‐おち 〔副〕 (多く下に打消の語を伴って)安心して。落ちついて。「夜も―眠れない」

おち‐がい【落買】‥ガヒ🔗🔉

おち‐がい落買‥ガヒ (→)「おちゃない」に同じ。

おち‐かえ・る【復ち返る・変若ち返る】ヲチカヘル🔗🔉

おち‐かえ・る復ち返る・変若ち返るヲチカヘル 〔自四〕 ①もとにかえる。くりかえす。更級日記「山里のこの暁も―・る音も」 ②若返る。万葉集11「朝露の消やすきわが身老いぬとも又―・り君をし待たむ」

おち‐がかり【落ち掛り】🔗🔉

おち‐がかり落ち掛り】 隅木などの斜めの材が水平の材に取り付く所。

おち‐かか・る【落ち掛かる】🔗🔉

おち‐かか・る落ち掛かる】 〔自五〕 ①落ちようとする。落ちそうになる。 ②その上にまともに落ちる。源氏物語明石「おはしますに続きたる廊に、―・りぬ」。「壁のペンキが床に―・る」 ○落ちが来るおちがくる (→)「おちを取る」に同じ。 ⇒おち【落ち】

おち‐かさな・る【落ち重なる】🔗🔉

おち‐かさな・る落ち重なる】 〔自五〕 落ちたものの上に、さらに落ちて重なる。

おち‐かた【落ち方】🔗🔉

おち‐かた落ち方】 ①落ちる様子。 ②花などの落ちようとする頃。枕草子83「お前の梅は…少し―になりたれど」 ③逃げて行く先。逃げる機会。太平記38「兵粮尽きて―もなかりければ」

おち‐かた【遠方】ヲチ‥🔗🔉

おち‐かた遠方ヲチ‥ あちらの方。遠方えんぽう。遠い所。万葉集13「泊瀬の川の―に妹らは立たし」 ⇒おちかた‐びと【遠方人】

おちかた‐びと【遠方人】ヲチ‥🔗🔉

おちかた‐びと遠方人ヲチ‥ ①遠方の人。万葉集10「秋萩咲きぬ今だにも匂ひに行かな―に」 ②旅人。壬二みに集「―の霞みゆくらむ」 ⇒おち‐かた【遠方】

お‐ちかづき【御近付き】🔗🔉

お‐ちかづき御近付き⇒ちかづき

広辞苑 ページ 2829