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おち‐ぐさ【落草】🔗⭐🔉
おち‐ぐさ【落草】
鷹が鳥を追い落とした草原。また、鳥が飛びおりて隠れ場所とする草むら。風雅和歌集冬「御狩する片山かげの―に隠れもあへず立つきぎすかな」
おち‐ぐち【落ち口】🔗⭐🔉
おち‐ぐち【落ち口】
①落ちはじめ。拾遺和歌集物名「あしひきの山の木の葉の―は」
②水の流れの落ちる所。
③くじや入札に当たった人。
おち‐くび【落首】🔗⭐🔉
おち‐くび【落首】
①首を切ること。うちくび。
②首を下に傾けること。
おち‐くぼ【落窪】🔗⭐🔉
おち‐くぼ【落窪】
家の中で、床の一段低くさがった所。おちま。落窪物語1「―なる所の二間なるになむ住ませ給ひける」
おち‐くぼ・む【落ち窪む】🔗⭐🔉
おち‐くぼ・む【落ち窪む】
〔自五〕
深く窪む。一部分が大きくへこむ。「やつれて―・んだ目」
おちくぼものがたり【落窪物語】🔗⭐🔉
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安初期の物語。4巻。作者不詳、男性であろう。10世紀末の成立か。継母のために落窪の間に押し込められた中納言忠頼の女むすめ落窪の姫君が、侍女阿漕あこぎの手引で左近少将道頼に懸想され救出されて幸福な生活に入り、中納言一家も栄える。継子いじめ物語の先駆。
→文献資料[落窪物語]
おち‐ぐり【落栗】🔗⭐🔉
おち‐ぐり【落栗】
①地面に落ちた栗の実。〈[季]秋〉
②(落栗色の略)
㋐染色の名。黒ずんだ紅色。
㋑襲かさねの色目。表は黒みのある蘇芳すおう、裏は香色こういろ。また、表は濃紅、裏は紅色。
おち‐げ【落毛】🔗⭐🔉
おち‐げ【落毛】
抜け毛。落ち髪。
おち‐けん【落研】🔗⭐🔉
おち‐けん【落研】
(「落らく」を「おち」と読みかえていう)落語研究会の略称。
お‐ちご【御児・御稚児】🔗⭐🔉
おち‐こち【遠近・彼方此方】ヲチ‥🔗⭐🔉
おち‐こち【遠近・彼方此方】ヲチ‥
①遠い所と近い所。あちらこちら。ここかしこ。万葉集17「若き子どもは―に騒き泣くらむ」
②将来と現在。万葉集4「ま玉つく―兼ねて言ことはいへど」
⇒おちこち‐びと【遠近人】
広辞苑 ページ 2830。