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おちつき‐はら・う【落ち着き払う】‥ハラフ🔗🔉

おちつき‐はら・う落ち着き払う‥ハラフ 〔自五〕 あわてずにゆっくり構える。沈着であわてない。「―・って動かない」

おち‐つ・く【落ち着く】🔗🔉

おち‐つ・く落ち着く】 [一]〔自五〕 ①居所・職業がきまって居つく。更級日記「あづまに下りし親、…西山なる所に―・きたれば」。「サラリーマンに―・く」 ②到着する。太平記38「七条の道場へ夜半ばかりに―・きたりけるを」 ③帰結する。「A案に―・く」 ④鎮まる。「人心が―・く」「景気が―・く」 ⑤得心する。納得する。狂言、惣八「やれやれ、そなたの咄を聞いて、―・いた」 ⑥言動が軽率でない。沈着である。「―・いて話せ」 ⑦色・音・模様などが地味でしっとりしている。「―・いた柄がら」 [二]〔他下二〕 ⇒おちつける(下一)

おち‐つ・ける【落ち着ける】🔗🔉

おち‐つ・ける落ち着ける】 〔他下一〕[文]おちつ・く(下二) ①心または物を、おちつくようにする。「気を―・ける」「腰を―・ける」 ②決着をつける。「話をそこに―・けた」

おち‐つ‐とし【彼つ年・遠つ年】ヲチ‥🔗🔉

おち‐つ‐とし彼つ年・遠つ年ヲチ‥ 先年。

おち‐つの【落角】🔗🔉

おち‐つの落角】 毎年夏に落ちる牡鹿の角。

おち‐つばき【落椿】🔗🔉

おち‐つばき落椿】 散り落ちた椿の花。〈[季]春〉 落ち椿 撮影:関戸 勇

おち‐ど【落度】🔗🔉

おち‐ど落度⇒おちど(越度)

おち‐ど【越度】ヲチ‥🔗🔉

おち‐ど越度ヲチ‥ (ヲツドの転。「落度」とも当てる)あやまち。手おち。失敗。保元物語(金刀比羅本)「今迄各々を見知らざりけるこそ―なれ」。「こちらにも―がある」

おち‐とま・る【落ち留る】🔗🔉

おち‐とま・る落ち留る】 〔自四〕 ①物がそのままあとに残る。源氏物語紅葉賀「―・れる御指貫・帯など、つとめて奉れり」 ②居残る。生き残る。源氏物語総角「はかばかしき後見なくて―・る身どもの悲しきを」

広辞苑 ページ 2832