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おとぎ‐ぼうず【御伽坊主】‥バウ‥🔗🔉

おとぎ‐ぼうず御伽坊主‥バウ‥ ①通夜つやの時、伽をして経を読む僧。通夜僧。 ②室町時代以後、大名の夜の話相手をする僧体の人。 ⇒お‐とぎ【御伽】

おとぎり‐そう【弟切草】‥サウ🔗🔉

おとぎり‐そう弟切草‥サウ オトギリソウ科の多年草。山地に広く自生。高さ約50センチメートル。葉に細かい油点がある。夏秋、黄色・5弁の花を開き、蒴果さくかを結ぶ。全草を乾燥して止血薬・含嗽がんそう剤とする。その薬効をもらした弟を切り殺した鷹匠の伝説がある。茎葉からオトギニンを製し、神経痛・リウマチ・関節炎などに使用。コオトギリなど近似種の総称ともする。漢名、小連翹しょうれんぎょう。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉 おとぎりそう

お‐とく【汚涜】ヲ‥🔗🔉

お‐とく汚涜ヲ‥ ①きたないみぞ。小さなみぞ。 ②けがすこと。けがれること。

おど・く🔗🔉

おど・く 〔自下二〕 (オホドクの転) ①おおようにかまえる。のんびりする。源氏物語椎本「―・けたる人こそただ世のもてなしに従ひて」 ②常識はずれである。蒙求抄1「―・けた志ぞ」

おとくに【乙州】🔗🔉

おとくに乙州】 江戸中期の俳人。河合氏。大津の人。芭蕉の門弟。智月尼の弟で、その養子となって家業の荷問屋を継ぐ。師の遺稿「笈の小文」を出版。著「それぞれ草」。生没年未詳。

おとくに‐の‐みや【弟国宮】🔗🔉

おとくに‐の‐みや弟国宮】 継体天皇が越前から大和に入るまでの仮の皇居の一つ。所在は山城国乙訓おとくに郡。一説に今の京都府長岡京市今里の辺。

広辞苑 ページ 2865