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おの‐の‐いもこ【小野妹子】ヲ‥🔗⭐🔉
おの‐の‐いもこ【小野妹子】ヲ‥
飛鳥時代の官人。遣隋使となり607年隋に渡り、翌年隋使の裴世清はいせいせいとともに帰国。同年隋使・留学僧らとともに再び隋に赴く。隋では蘇因高そいんこうと称した。609年帰国。墓誌の出土した毛人えみしの父。生没年未詳。
→資料:『隋書倭国伝』
⇒おの【小野】
○斧の柄朽つおののえくつ
(述異記に「晋の王質が木を伐りに山に行って、仙童の囲碁の一局を見終わらないうちに斧の柄が朽ちているのに驚いて、村に帰ると、知人は皆死んでいた」とある故事に基づく)わずかな間と思っているうちに、長い年月を過ごすこと。
⇒おの【斧】
おの‐の‐おつう【小野お通】ヲ‥🔗⭐🔉
おの‐の‐おつう【小野お通】ヲ‥
歴代美濃に住した小野正秀の女むすめ。文芸・糸竹の技に長じた。浄瑠璃「十二段草子」の作者と伝えるが、誤り。(1568〜1631?)
⇒おの【小野】
おの‐の‐おゆ【小野老】ヲ‥🔗⭐🔉
おの‐の‐おゆ【小野老】ヲ‥
万葉歌人。大宰大弐だざいのだいに在任中に没。万葉集中の歌「あをによし奈良の都は咲く花の匂ふがごとく今盛りなり」は天平初年少弐時代の作。( 〜737)
⇒おの【小野】
おのの・く【戦く】ヲノノク🔗⭐🔉
おのの・く【戦く】ヲノノク
〔自五〕
おそれふるえる。わななく。西大寺本最勝王経平安初期点「遍く身戦ヲノノキ掉うごきつつ安穏にあらぬ」。「恐怖に―・く」
おの‐の‐こうたいこう【小野皇太后】ヲ‥クワウ‥🔗⭐🔉
おの‐の‐こうたいこう【小野皇太后】ヲ‥クワウ‥
後冷泉天皇の皇后。藤原教通の女むすめ。歓子。関白頼通の女が宮中に入るに及んで、怒って兄静円の小野の山房に隠棲、剃髪。(1021〜1102)
⇒おの【小野】
おの‐の‐こまち【小野小町】ヲ‥🔗⭐🔉
おの‐の‐こまち【小野小町】ヲ‥
平安前期の歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。出羽郡司小野良真(篁たかむらの子)の女むすめともいう。歌は柔軟艶麗。文屋康秀・僧正遍昭らとの贈答歌があり、仁明・文徳朝頃の人と知られる。絶世の美人として七小町などの伝説がある。
⇒おの【小野】
広辞苑 ページ 2929。