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お‐よしよし🔗🔉

お‐よしよし (女房詞)病気の平癒。

およす・ぐ🔗🔉

およす・ぐ 〔自下二〕 (オヨスは老ユの他動詞形。用例は連用形のみ。連用形の語尾ゲはケ(気)の意) ①成長する。源氏物語桐壺「この世の物ならずきよらに―・げ給へれば」 ②子供が年齢に比べて早く知恵づく。ませる。早熟する。源氏物語帚木「いで―・げたる事はいはぬぞ」 ③年とる。老成する。源氏物語柏木「さばかり思ひあがり―・げたりし身を」 ④質素である。はなやかでない。徒然草「昼は事そぎ―・げたる姿にてもありなむ」

およす‐げ🔗🔉

およす‐げ およすぐこと。また、その人。落窪物語1「眉の程にぞ―のあしげさも少し出で居たり」

およ‐ずれ【妖】‥ヅレ🔗🔉

およ‐ずれ‥ヅレ (→)「およずれごと」に同じ。万葉集3「―の狂言たわこととかも」 ⇒およずれ‐ごと【妖言】 ⇒およずれ‐びと【妖人】

およずれ‐ごと【妖言】‥ヅレ‥🔗🔉

およずれ‐ごと妖言‥ヅレ‥ 他を惑わすことば。いつわりごと。天武紀「―して自ら刎くびはねて死ぬ」 ⇒およ‐ずれ【妖】

およずれ‐びと【妖人】‥ヅレ‥🔗🔉

およずれ‐びと妖人‥ヅレ‥ 妖言で人を惑わす人。 ⇒およ‐ずれ【妖】

およそ【凡そ】🔗🔉

およそ凡そ】 [一]〔名〕 (オホヨソの約)物事の概要。概略。転じて、粗略。狂言、二千石じせんせき「いいやかかる大事のお謡を、―にしては叶ふまじとて」。「―の見当をつける」 [二]〔副〕 ①多少の例外の有無は問わず、概略的または原則的に述べる意を表す。だいたい。おしなべて。古今著聞集8「―君と臣とは水と魚との如し」。「―人として親を思わぬ者はない」「―百個はある」 ②全く。「―価値が無い」「―ばかばかしい話だ」 ③昔の法文で条々の初めに置き発語として用いる。

広辞苑 ページ 3059