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かがみ‐もち【鏡餅】🔗🔉

かがみ‐もち鏡餅】 平たく円形の鏡のように作った餅。大小2個を重ね、正月に神仏に供え、または吉例の時などに用いる。古くは「餅鏡」。かがみ。おそなえ。おかざり。円餅。〈[季]新年〉 ⇒かがみ【鏡】

かがみ‐もの【鏡物】🔗🔉

かがみ‐もの鏡物】 大鏡以下、何鏡と称する歴史物語を呼んだ名。今鏡・水鏡・増鏡などがあり、多くは老人の昔物語という体裁にして、史実を述べ、しばしば批判をも加えている。鏡類。 ⇒かがみ【鏡】

かがみ‐やま【鏡山】🔗🔉

かがみ‐やま鏡山】 ①滋賀県蒲生郡と野洲市との境にある山。標高385メートル。(歌枕) ②広島県東広島市にある山。大内・毛利両氏の古戦場。 ③福岡県田川郡香春かわら町の北東部にある地名。 ④佐賀県唐津市の東部にある山。→ひれふりやま。 鏡山 撮影:関戸 勇 ⑤「加賀見山旧錦絵かがみやまこきょうのにしきえ」の通称。

かがみやまこきょうのにしきえ【加賀見山旧錦絵】‥キヤウ‥ヱ🔗🔉

かがみやまこきょうのにしきえ加賀見山旧錦絵‥キヤウ‥ヱ 浄瑠璃。容楊黛ようようたい作の時代物。1782年(天明2)初演。24年(享保9)に松平周防守の邸で起こった事件に加賀騒動を取り合わせたもの。足利家の中老尾上が局つぼね岩藤に草履で打たれ、口惜しさの余り自刃、尾上の召使お初が岩藤を討つ。6段目の「草履打」が名高い。翌年歌舞伎化。 →文献資料[加賀見山旧錦絵(草履打の段)]

かが・みる【鑑みる】🔗🔉

かが・みる鑑みる】 〔他上一〕 (「かがみ(鏡)」を動詞化した語)(→)「かんがみる」に同じ。法華義疏長保点「法を審あきらめ機を察カガミルべし」

かがみ‐わり【鏡割り】🔗🔉

かがみ‐わり鏡割り(→)「鏡開き」に同じ。〈[季]新年〉 ⇒かがみ【鏡】

かが・む【屈む】🔗🔉

かが・む屈む】 [一]〔自五〕 ①折れ曲がる。狂言、腰祈「こなたのお腰が―・ませられて」 ②腰や足を曲げて低くなる。しゃがむ。「道端に―・む」 [二]〔他下二〕 ⇒かがめる(下一)

広辞苑 ページ 3431