複数辞典一括検索+

かのう‐たい【可能態】🔗🔉

かのう‐たい可能態】 〔哲〕(→)デュナミスに同じ。 ⇒か‐のう【可能】

かのう‐たんゆう【狩野探幽】‥イウ🔗🔉

かのう‐たんゆう狩野探幽‥イウ 江戸初期の画家。鍛冶橋狩野の祖。孝信の子。永徳の孫。名は守信。のち探幽斎と号す。幅広い画技を有し、幕府の御用絵師として、一門の繁栄を拓いた。法印に叙せられる。作、二条城・名古屋城の障壁画など。古画を縮写した「探幽縮図」を残す。(1602〜1674) ⇒かのう【狩野】

かのう‐つねのぶ【狩野常信】🔗🔉

かのう‐つねのぶ狩野常信】 江戸前期の画家。号は養朴・古川叟こせんそうなど。狩野尚信の長男。木挽町こびきちょう狩野家を継ぎ、探幽没後、狩野派の代表的画家として活動。法印に叙せられた。古画の模写に努め、厖大な「常信縮図」を残す。(1636〜1713) ⇒かのう【狩野】

かのう‐どうし【可能動詞】🔗🔉

かのう‐どうし可能動詞】 四段(五段)活用の動詞が下一段活用に転じて、可能の意味を表すようになったもの。「読める」「書ける」の類。命令形を欠く。中世末頃から例が見え、明治以降には多くの語に及ぶ。大正末頃「来れる」「見れる」など四段活用以外にも類する例が現れ、昭和末には「ら抜き言葉」として広がる。 ⇒か‐のう【可能】

かのう‐なおのぶ【狩野尚信】‥ナホ‥🔗🔉

かのう‐なおのぶ狩野尚信‥ナホ‥ 江戸初期の画家。木挽町こびきちょう狩野の祖。通称、主馬しゅめ。探幽の弟。江戸に下って幕府の御用絵師をつとめ、二条城などの障壁画のほか、水墨画にも瀟洒な味わいを見せた。(1607〜1650) ⇒かのう【狩野】

かのう‐なつお【加納夏雄】‥ナフ‥ヲ🔗🔉

かのう‐なつお加納夏雄‥ナフ‥ヲ 彫金家。京都生れ。江戸で刀装具を制作、明治維新後は造幣寮出仕。東京美術学校教授。帝室技芸員。精密な作風で、片切彫かたきりぼりにすぐれる。(1828〜1898) ⇒かのう【加納】

かのう‐は【狩野派】🔗🔉

かのう‐は狩野派】 狩野正信を始祖とする画家の家系・画系。室町後期から江戸時代を通じて武家の御用絵師として繁栄。→奥絵師⇒かのう【狩野】

広辞苑 ページ 4014