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かぶり‐もの【被り物】🔗🔉

かぶり‐もの被り物】 笠や帽子など、頭にかぶるものの総称。〈日葡辞書〉 ⇒かぶり【冠・被り】

かぶり‐もの【被り者】🔗🔉

かぶり‐もの被り者(→)「かけおちもの」に同じ。東海道中膝栗毛「はて、―は通りませうぞといふは」 ⇒かぶり【冠・被り】 ○頭を振るかぶりをふる 不承諾あるいは否定の意を示す。 ⇒かぶり【頭】

カプリン‐さん【カプリン酸】🔗🔉

カプリン‐さんカプリン酸】 (capric acid)脂肪酸の一つ。分子式CH(CHCOOH 無色の結晶。グリセリン‐エステルとしてバター・やし油などに含まれる。デカン酸。

かぶ・る【被る】🔗🔉

かぶ・る被る】 [一]〔他五〕 (カガフルの転) ①頭の上からおおう。かむる。為忠集「五月雨に苫引き―・るあま小舟棹さしわくる葦の葉末を」。日葡辞書「ヅキンヲカブル」。「面を―・る」 ②(水などを)あびる。「頭から水を―・る」「火の粉を―・る」 ③身に受ける。背負いこむ。こうむる。日葡辞書「バチ(罰)ヲカブル」。滑稽本、続膝栗毛「目をあくと今夜の奢りを―・るのだが承知かね」 [二]〔自五〕 ①(芝居社会の隠語。「毛氈もうせんをかぶる」の意から)失敗する。主・親などに顔向けできなくなる。洒落本、辰巳之園「かぶる。もうせんかぶる事也。芝居より出たる言也」「あの子はねヱ、七さんと色をしてねヱ―・つて居なさりやす」 ②芝居などで観客がどっと来る。大入りになる。 ③芝居などが終りになる。はねる。「芝居が―・る」 ④だまされる。世間胸算用3「どこの牛の骨やらしらいで人の―・る衣装つき」 ⑤写真で、露出過度、現像過程での失敗、フィルムの欠点などのため、曇りができて不鮮明になる。

かぶ・る【齧る】🔗🔉

かぶ・る齧る】 〔他四〕 ①物をかんで食う。かじる。源平盛衰記45「沓の鼻をかかへて―・りゐたる犬あり」 ②(自動詞的に。虫が齧ると考えたため)腹などが激しく痛む。狂言、宗論「互に虫腹が―・らうとも」

広辞苑 ページ 4055