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カリ‐ガラス【加里硝子】🔗🔉

カリ‐ガラス加里硝子】 カリウムをナトリウムよりも多く含むガラス。ソーダガラスに比べ硬質で透明度が高いことから、装飾用のほか光学用・理化学用とする。

かり‐かり🔗🔉

かり‐かり ①堅い物を続けて噛み砕いたり削ったりする軽い音。「ラッキョウを―食べる」 ②水分を失って堅くなったさま。「―に揚げる」 ③俗に、神経がいら立っているさま。「あまり―するとよくない」 ④雁の鳴く声。

がり‐がり🔗🔉

がり‐がり ①堅い物を続けて荒っぽく噛み砕いたり削ったり引っ掻いたりする音。また、そのさま。「頭を―と掻く」 ②噛むと音が出るほどに堅いさま。「生煮えで―の大根」 ③体が非常にやせているさま。「―にやせる」 ④頭ごなしに叱るさま。がみがみ。

がり‐がり【我利我利】🔗🔉

がり‐がり我利我利】 私利ばかりをはかること。理不尽りふじんなことをすること。 ⇒がりがり‐もうじゃ【我利我利亡者】

カリガリ‐はかせ【カリガリ博士】🔗🔉

カリガリ‐はかせカリガリ博士】 (Das Kabinett des Dr. Caligari ドイツ)ドイツ映画の題名。ウィーネ監督。1919年作。精神病院院長の殺人事件の幻想を描く、表現主義映画の代表作。

がりがり‐もうじゃ【我利我利亡者】‥マウ‥🔗🔉

がりがり‐もうじゃ我利我利亡者‥マウ‥ 自分の利益しか念頭にない人または理不尽な人をののしっていう語。 ⇒がり‐がり【我利我利】

かり‐かんじょう【仮勘定】‥ヂヤウ🔗🔉

かり‐かんじょう仮勘定‥ヂヤウ 簿記で、最終的な勘定科目または金額が確定していない取引を一時的に整理するための勘定。仮払金・仮受金など。

かり‐ぎ【刈葱】🔗🔉

かり‐ぎ刈葱】 葱ねぎの一変種。葉は細くて小さく、夏刈って食用とする。夏葱。〈[季]夏〉

かり‐ぎ【借着】🔗🔉

かり‐ぎ借着】 他人の衣服を借りて着ること。また、その衣服。 ⇒借着より洗い着

かり‐ぎちょう【仮議長】‥チヤウ🔗🔉

かり‐ぎちょう仮議長‥チヤウ 正副議長がまだ正式にきまらない場合や、共に事故がある場合に、仮に議長の職務を行う者。

かり‐ぎぬ【狩衣】🔗🔉

かり‐ぎぬ狩衣】 (もと狩などの時に用いたからいう)平安時代の公家の常用略服。盤領まるえりで、身頃を一幅とし、脇を縫い合わさずに袖にくくり紐を通してすぼまるようにしてある。括袴くくりばかまを用い裾を袴の外へ出し、烏帽子えぼしを用いる。地質はもと布を用いたが、のち、綾・固織物・平絹へいけんまたは紗を用い、地下じげは単ひとえ、殿上人は裏をつけたものも用いる。色は一定しないが、五位以上は織文しょくもん、地下は無文を用いた。白色で神事に用いるのを浄衣じょうえといい、江戸時代には、文様のないものを布衣ほい、文様あるものを狩衣とした。伊勢物語「男の着たりける―の裾を切りて」 狩衣 能装束・狩衣 撮影:神田佳明(所蔵:彦根城博物館) ⇒かりぎぬ‐そうぞく【狩衣装束】 ⇒かりぎぬ‐のうし【狩衣直衣】 ⇒かりぎぬ‐ばかま【狩衣袴】 ⇒かりぎぬ‐びな【狩衣雛】

広辞苑 ページ 4246