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かん【韓】🔗🔉

かん】 ①中国、戦国時代の国名。戦国七雄の一つ。韓氏はもと晋の六卿の一人。魏・趙とともに晋を分割し、平陽・宜陽・鄭に都して国勢盛んな時期もあったが、秦に滅ぼされた。(前403〜前230) ②古代朝鮮南部の住民。馬韓・辰韓・弁韓(三韓)に分かれる。 ③李朝末期の国号。大韓帝国。 ④大韓民国。→韓国。 ⑤韓国で、「韓半島」「韓民族」など、朝鮮と同じ意味で用いる。

かん【簡】🔗🔉

かん】 ①中国で、紙の発明以前の書写材であった竹または木のふだ。転じて、文書。手紙。 ②手軽いこと。繁雑でないこと。↔繁 ⇒簡にして要を得る

かん【観】クワン🔗🔉

かんクワン ①見た目。様子。状態。「別人の―がある」 ②〔仏〕真理を観察すること。また、細かな分別心。 ③(道教で)道士の住む所。道宮。

かん【羹】🔗🔉

かん】 (唐音) ①肉・野菜などを煮た吸物。あつもの。 ②餅菓子。狂言、文蔵「それならば―の類か」 ③雑煮。醒睡笑「元日に―をいはふ処へ」

かん【艦】🔗🔉

かん】 いくさぶね。

かん【鐶】クワン🔗🔉

かんクワン ①金属製の輪。箪笥たんすの引き手、茶釜の取っ手、蚊帳の四隅の輪など。浮世風呂4「箪笥の―」 ②紋所の名。(→)鐶1を連ねて種々の形に似せたもの。本来は木瓜もっこうの外部の形。 鐶

かん【贛】🔗🔉

かん】 中国江西省の別称。

がん【眼】🔗🔉

がん】 (呉音はゲン) ①め。まなこ。 ②目のつけどころ。要点。狂言、布施無経ふせないきょう「一銭一毛無きをこそ、禅の―とはしたれ」 ⇒眼を付ける

広辞苑 ページ 4366