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き‐み【黄み】🔗🔉

き‐み黄み】 (「黄味」は当て字)黄色をおびること。きいろみ。

き‐み【黄身】🔗🔉

き‐み黄身】 卵、特に爬虫類・鳥類のものの、色素に富む濃厚な部分。卵白と共に胚の栄養となる。リン脂質・脂肪・蛋白質・灰分・ビタミンAに富む。→卵黄

き‐み【気味】🔗🔉

き‐み気味】 ①物の香と味。源平盛衰記11「喉乾き口損じて、―も皆忘れにけりとて」 ②けはい。趣。風味。徒然草「道を楽しぶより―深きはなし」 ③心持。気持。「―が悪い」「―がいい」 ④(接尾語的に使う時はギミと濁音)いくらかその傾向をおびていること。そのような様子であること。「飽き―」「風邪の―」

き‐み【鬼魅】🔗🔉

き‐み鬼魅】 おにやばけもの。妖怪変化。謡曲、江島「山神・―・夜叉・羅刹」

きみ‐あい【気味合】‥アヒ🔗🔉

きみ‐あい気味合‥アヒ ①心持。おもむき。また、おもむきあること。あじ。おつ。浄瑠璃、関取千両幟「己おれと汝われとが相撲ぢやとやい、…ハテ―な事ぢやの」 ②相手や異性に対し特別の関心を寄せること。また、恋仲。歌舞伎、独道中ひとりたび五十三駅「てめえが爰にゐては、お半と―の邪魔になる」 ⇒きみあい‐の‐おもいいれ【気味合の思い入れ】 ⇒気味合を付ける

きみあい‐の‐おもいいれ【気味合の思い入れ】‥アヒ‥オモヒ‥🔗🔉

きみあい‐の‐おもいいれ気味合の思い入れ‥アヒ‥オモヒ‥ 歌舞伎の演技で、互いに相手の心を推量しながら、自分の心中を表現動作に表すこと。 ⇒きみ‐あい【気味合】 ○気味合を付けるきみあいをつける 相手や異性に対する気持をほのめかす。 ⇒きみ‐あい【気味合】

き‐みいでら【紀三井寺】‥ヰ‥🔗🔉

き‐みいでら紀三井寺‥ヰ‥ ①和歌山市名草山にある救世観音宗の寺。もと真言宗。正式名は紀三井山金剛宝寺護国院。770年(宝亀1)唐僧の為光が開基と伝え、西国三十三所第2番の札所。 ②(1が第2番の札所であるところから、智者を1番として2番を愚者にたとえていう)愚者の意の隠語。浮世物語「心だての二番なる、―の輩」

広辞苑 ページ 4950