複数辞典一括検索+

あぶら‐じょうもん【油証文】🔗🔉

あぶら‐じょうもん油証文】 江戸時代に、子供が違約しないしるしに、頭髪の油を指につけて柱などに押したこと。浮世風呂「今度から中の能いやうに―しな」 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐じり【脂尻・臎】🔗🔉

あぶら‐じり脂尻・臎】 鳥の尻の部分の脂肪の多い肉。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ずさ【油苆】🔗🔉

あぶら‐ずさ油苆】 菜種なたね油を搾る麻袋の廃物を利用した、漆喰しっくい用のすさ。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐すすき【油薄・油芒】🔗🔉

あぶら‐すすき油薄・油芒】 イネ科の多年草。山地に自生、高さ約1メートル。葉はススキに似る。9月頃大形の花穂を出す。苞ほうは白色、芒のぎは紫色を帯びる。穂の軸は紫黒色で油を分泌。狼尾草。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐すまし【油清汁】🔗🔉

あぶら‐すまし油清汁】 煮さました胡麻油に味噌と醤油とを加えた煮汁で、漉して蕎麦そばなどにかけて用いる。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ずみ【油墨】🔗🔉

あぶら‐ずみ油墨】 鬢びん付け油に油煙の粉をまぜ練った墨。眉毛などを引くのに用いる。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ぜみ【油蝉・鳴蜩】🔗🔉

あぶら‐ぜみ油蝉・鳴蜩】 セミ科の一種。雄の体長は約4センチメートル。夏、樹上で「じいじい」と高く鳴く。体は黒色、腹背に白色の鱗毛がある。翅は不透明暗褐色で雲状の小模様を持つ。〈[季]夏〉 アブラゼミ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐だま【油球・油玉】🔗🔉

あぶら‐だま油球・油玉】 油が玉のようになって水上に浮かんだもの。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐チャン【油瀝青】🔗🔉

あぶら‐チャン油瀝青】 クスノキ科の落葉小高木。樹皮は平滑。葉柄は紅く長い。3〜4月頃葉に先立って多数の黄緑色の小花をつける。木全体に芳香があり、低山地に自生し、武蔵野の雑木林に普通。果実から油を搾り、材は薪とする。ムラダチ。ズサ。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

広辞苑 ページ 520